curez.hatenablog.comそんなこんなで、青森県2日目。旅に出てからだと3日目です。
過去に例が無いわけでもないですが、流石に3日だと体力的に疲れるので、夜中の運転は危ないし、軽く寝てから明け方の明るくなってからの早朝の混まない内に帰ってくるみたいなケースがこれまでだと多かったかな?
大洗とか2回くらい行った事ありますが、確かその時もそんなんだった気が。
いやでも、こういうのもまた誰にも気を使わずに済む、気ままな一人旅の醍醐味だったりしますね。まあ、昔と違って、どこも閉店時間が早まったりしてる影響も大きいですが。やっぱり24時間営業だった頃が懐かしいです。夜中の4時とか、早朝の6時7時とかでも昔は行けたので。
そんなこんなで、今度は青森県の西側へ。
ゲーム倉庫 五所川原店
いきなりのレア物を発見。
「絶望先生」の特典BD。
これ、BD-BOXをシリーズ3作品全部揃えると応募出来た奴なのですが、絶望先生やってた時はまだDVDが全盛期の時代。BDはシリーズ終了後しばらくしてからBOXで出ました。絶望先生は好きな作品なので、私はDVDの方で揃えちゃってたんですね。(それも全部中古で買い集めた奴ですが)好きな作品とは言え、わざわざ数万円もするボックスで買い直すのはちょっと・・・という感じでした。
BD-BOX全巻購入特典で、新作1話分が作られたという貴重な1本。
2000円なら安いし買っちゃえ!と確保してきました。
あと、写真はとってませんが、初音ミクのクッションを買いました。
800円だったかな?車での長旅で、少々ケツが痛くなってたので、買ってそのまま実用に。初音ミク、特にファンでは無いし、これといったグッズとかも持ってなかった気がしますが、声が藤田咲ですし、決して嫌いでは無い。いくつかキャラ物のクッションがあった中で、丁度良い大きさと堅さだったので、みたいな実用性重視。逆に思い入れあったら、それを長時間ケツの下に敷くって、それはそれで嫌かも?
続いては、初来店のお店
おもしろ市場 浪岡店
え~っと、ここはですね、ファミコン芸人のフジタが青森のゲームショップ巡りをしている企画をたまたま見て、
これまで私も回ってきた萬屋さんとかがあった中、このお店だけ私知らなかったんですね。あれ?青森は何度も行ってるけど、ここは行った事無いな、次に行く機会があったら行ってみようって思った所でした。(動画見返して見たら、レトロゲーとかもうこの後に大分狩られたっぽい。こんなに残って無かった)
リサイクルショップで、ゲームの方はともかく、本のコーナーが結構古い物が置いてあるっぽかったので、興味が湧いたと。
で、実際に行ってみた所・・・、ああっ!これは!今はほとんど絶滅しちゃった「古本屋」っぽい感じじゃないか!
いわゆる古書とかを扱ってる、いにしえの古本屋みたいな雰囲気。東京の神保町とか行った事無いけど、まだ絶滅せずに残ってるんだろうか?
地方のは今はほとんど無くなっちゃったなぁ・・・。少なくとも近県ではもう残って無いです。昔はね、ブックオフとかだけじゃなく、そんな古本屋巡りとかも結構してました。
ちょいと脱線しますが、古本屋のシステムってどれくらい知ってる人が居るんだろう?私も後年になってから調べて知ったのですが、古本屋業界内で、定期的に古本市みたいなのがあって、学術書であるとか、絶版で文化的・資料的な価値のあるようなプレミアがついてる本とかを取引して利益を出すっていうシステムで成り立ってたっぽいです。今思えば確かにそういう古書とか沢山置いてあったなぁと。
私個人は別にそういうのは興味無かったですし、古い富野小説だとか、他にもガンダム関係で単行本になってない雑誌に一度載ったきりの奴とかを集める為に、それこそ20年前くらいかな?当時は古本屋巡りをしてたのですが(昭和の雑誌のバックナンバーとかも置いてあったりしましたしね)ブックオフの台頭とかによって、段々とそういうとこが無くなって行っちゃったんですよね。ああ、勿論ネットの普及も影響してると思います。
チェーン店のブックオフはありがたいんですが、おかげでそういう所が潰れる結果にもなりましたし、ブックオフは当然売れ筋のものしか無く、いわゆる古書はほとんど扱って無いので、そういう文化を潰す結果にもなってしまったと。ブックオフって、しばらく置いてても売れなければその後古いものでも処分しちゃってるっぽいですし。そこは資本主義だから仕方ないんだろうけど。そこは功罪のある中での罪の部分だなぁと私なんかは思ってしまう。
話を戻すと、今回初来店した「おもしろ市場 浪岡店」さん、レトロなものが沢山置いてあって、そんないにしえの古本屋さんみたいな雰囲気が漂ってて、なんだか懐かしさを感じてしまった。単純なリサイクルショップとして見れば、古いものばっか多くて微妙だなって思う人も多そうですが、こういういうとこはこういうとこで残って行ってほしいです。
昭和の雑誌とかいっぱい残ってあって、なかなかに貴重。
で、ここで買ったのはこちら。
うん、全然昭和じゃねーじゃねーか!
ブルーの9巻は150円で安かったのと、ギレンの野望のDVDは多分いつかの予約特典。ギレンの野望は最初のSS版の時から好きで、新作が出る度に買ってたのでもしかしてこれも持ってた気がしなくはないですが、150円なら安いし買っちゃえって所です。
もし「月刊スーパーマン」とか置いてたら欲しかったんですけどね。確か私は7号くらいまでしか持ってなかったはずなので。昔、今は亡き仙台の古本屋で大量に置いてあったのみかけた事あったんですけど、確保しておけばよかったな~と後になって後悔してます。「スーパーマンVSモハメッド・アリ」とかも一度見かけた事あったんですけど、当時はつい、そのうちとか思っちゃったんですよね。
そういえば今回このお店で、ボンボンコミックス版の「甲竜伝説ヴィルガスト」が3~4冊あったんだけど、全部揃って無いし今から全部集めようとしても無理だろうなと結局ついスルーしちゃいましたが、数年後に後悔するパターンな気がしないでも無い。偉そうな事を言っておきながら、結局自分で同じ過ちを繰り返してんじゃん!っていうね。
ここから更に30分程南下して
ここも昔からガチャ系の小物が充実してて、色々と買った記憶がある。というか萬屋系列は全体的にどこも小さい物を集めるのに重宝する。
キュアグレース発見。
ガチャガチャの「プリキュアあそーと」の当たり枠ですので、とても貴重。
これはラッキーと思いながら家路についてから開けてみると、ありゃ?台座がついてない。
本当はこういう台座がついてます。
自立不可なので、そこはちょっと困りましたが、ここはおゆまるさんの出番です。おゆまるは100円ショップとかでも売ってる、熱湯をかけるとねんど状になるけど、常温で固まるという代物。
サクッと自作の台座が完成で問題は解決です。いかにも素人作ですが、これで自立出来るので良いでしょう。
そこから目と鼻の先にある
今回の旅で、アメコミ関係は全然確保できて無いな~って思ってたのですが
ここに来てようやく「ディシースド」を確保。
正直、さほど安くなかったのですが、上記の理由もあって、1冊くらいアメコミも確保しておかないと、という理由から購入。どんどん買っていかないと、未購入が溜まる一方ですし。いや買っても積ん読が増えるだけですが。
そこから更に15分くらい
ここは昔からDVDとかの映像ソフトが充実してる印象が強いかな?
流れが変わったのか、こっちでも未所持のアメコミ発見
リバース期のバットマン
こっちは1000円なので普通に安かった。
青森県最後の目的地へ
ここも萬屋らしくガチャの小物が昔から充実してて、プリキュアとか戦隊とかガンダムの古い奴を過去に結構ここで集めた記憶が。
そんなのもあって、実は一番楽しみにしてたお店なのですが、ゴチャゴチャが度を越してカオス状態。目的のものを探すのが難しい感じになっちゃってて、そこはちょいと残念でした。
脚立を使わないと取れないくらいに天井近くまでビッシリなのは凄いんですけどね。昔のもう少しきちんと整理されてた時期に漁れたのは運が良かった。
ネクスト時代のガンセイヴァーZ
フォルテのBD2
マギレコのさなちゃん
ネクスト時代とは思えぬカッコよさ。
しかも・・・
ガンセイヴァーZは組み換え変形可能。
私はGアームズは初期の頃しか知らず、そんなに思い入れがあるわけでもないのですが、当時の「元祖SD」とかでも、ヘッドパーツを余らせずに変形というアイデアが凄く好きでした。当時からZ系はSDでも組み換えで変形できる奴は多かった気がするんですけど、頭が余りパーツになる(頭の大きいSDなら尚更)のが微妙でした。そこをちゃんと残したまま変形が可能って所が子供心に響きましたね。そうそう、変形って言うなら大きい余剰パーツありきはそれ変形じゃ無いだろうって。
ブルーディスティニー2号機
フォルテ時代のBD2はBD3とハーフアソートだったので、3号機が出た時点で妥協しました。これ絶対出なくて沼にハマるやつだろうと。
BD1はメインカメラのバイザーが通常のグリーンとEXAMの赤が両方ついてたので選択出来たんですが、2号機3号機は、3号機が赤、2号機が緑と固定されてたんですね。悪役っぽい赤目は嫌だから、出たら交換しようと思って数年。
ようやくその思いが達成できました。
というか実は他のガンダム関係が200円だったので、そのつもりで買ったら、レジで、あれ?値段間違って無い?と思ってみたらこれだけ400円だった。ちょっと想定外。最初から400円と知ってたら買わなかったかも。まあ今更だしいいや。
そして前日の鶴乃さんに続いてさなちゃんも確保。こっちはあとはフェリシアを見つけたらコンプリート。
と、そんなこんなで青森県の旅はここまでです。早い時間のうちに家路につけるかなと思いましたが、これだけ回ると結構な時間。
初来店のおもしろ市場でしたが、調べるとここから南下した秋田の上の方にもあるっぽいので、せっかくだから帰り道がてら寄って見る事に。
ということで、ここからまた1時間くらい車を走らせ
おもしろ市場 鷹巣店へ。
ショッピングモール内の1区画でした。やはりここも古い物が沢山ある感じ。
わんぱっくコミックス ヴォルガードII
を確保。そうそう、こういうものはブックオフとかだと今はめっきり見かけなくなっちゃいましたね。昔は結構あってこの手のシリーズも色々と確保したんですけど。
いわゆるファミコンまんがという奴です。これはプレミアとかついてるんだろうかと少し気になって調べたら、なんとデジタル版で結構復刻してたのか。知らなかった・・・。
私は物欲の人なので、電子書籍は手をつけてませんが、家のスペースを考えれば流石にもうキツイ。狭い家ですが、自分で買った一軒家なので、かろうじてあと押し入れ一つ分くらいの開きはあるんだけど、コレクターとしての限界は感じてきているとこなので、電子書籍はいつか考えないとなぁ。今の家に引っ越しした時に、大量の漫画とかは一度処分しちゃった時があったんですね。雑誌とかも含めて、ダンボール20箱分くらい処分しちゃったっけかなぁ?勿論、全部では無く一部は残したんですけど。
大したお金にもならずに、後からあれ残しておけば良かったとか思う事もあったので、そんな経験からついついその後に色々なものを買っては、とりあえず押し入れの中に押し込んでおけば良いだろう的な方向に走っちゃって、物が溜まる一方です。ゲーム関係はきっぱりやめちゃったし、ガンダムも昔ほどの情熱もなく、どっか惰性で続けてる感はある。アメコミは昔からですが、プリキュアはここ10年くらいなので、止めたら止めたでまた別の何かに行きそうですが。
そんな事を考えつつ、岩手・青森の旅時から家に・・・の前に、秋田を通って帰るんだから、せっかくだし2件だけある秋田県のお宝ショップも軽くよっていくか、という事に。
今回の旅のルート的には東北を右側の岩手から上の青森に抜けて、ぐるっと半時計回りに1周してきた感じです。
大体いつも青森に行く時は今回の逆の時計回りか、今回のような反時計回りかみたいなルートで行く感じ。
本州の最北端、青森県のあの斧の形をしている大間までは行った事は無いのですが、そこの一つ手前の街のむつ市にもブックマーケットがあって、そこは一度だけ行った事があります。確かそこでプリキュアくじのキュアフローラのフィギュアを見つけたんじゃなかったっけかなぁ?そんな思い出もあるんですが、三沢市とか青森市とかから行くには流石に遠くて、今回もスルーしてます。
確かこれがそこで見つけたものだったはず。
まだお店あるのかな?と調べた所、2019年に閉店したっぽいですね。
そこに行く道中に、六ヶ所村というのがあって、そこは原発から出た放射性廃棄物の保管場所だったりします。私は「ミツバチの羽音と地球の回転」というドキュメンタリーの自主上映企画にスタッフとして参加した事があって、その時に原発の事は色々と勉強しました。
ああ、こうやって日本の本州の最果てみたいな所に、核のゴミを集積してるのか、と色々と当時は思った記憶がありますね。この辺のドキュメンタリーを見るとわかりますが放射性物質が無害化するまで10万年かかると言われてます。
六ヶ所村も確かもう置き場所が無くなるくらいなんでしたっけ?
それと比べたら私のオタク収集癖なんてとるに足らない些細な問題ですよ!
という冗談はさておき、まあこうやって旅をする中で、色々なものが見えてきたりして、そういうのもまた面白かったりする。
日本列島、特に本州って山の隆起とかで出来た場所なので、本州って大きく見て中心に山岳地帯があって、その麓の左右に人が住む場所があったりするんですよね。東北とか北関東とか私の行動範囲で感じたのは、そうやって真ん中に山があるから西と東で真っすぐに行き来するのが大変なのか、とかも自分で旅をしてて初めて実感した部分だったりします。
欲を言えばいつか日本一周とかしてみたいですねぇ。そんなお金も時間も無いので、果たせない夢でしょうけれど。
帰りがけに以前の秋田編でも行ってる
万SAI堂 秋田店へ
お!
スースクの割と新しい奴が1000円。これは安い。ラッキー!
そして最後に
万SAI堂 大曲店
ここでこの旅の最後のオチが待っているとは。
ヒープリBD2巻
MH総集編
を確保。あるじゃん、大物がこんな近くに。
しかもね、青森の1日目の最後にゲットしたBD1巻もほぼ同じ値段で置いてありました。最初から秋田旅にしとけばそれで十分だったんじゃね?感が凄い。
流石にもうお財布の中が厳しかったんで、一度コンビニに戻ってお金をおろしてわざわざ買いに戻りました。いやクレジットカードで払うかとも思ったんですけど、なるべくならカードはあまり使いたくないので。
実はもう一つレア物で欲しいのあったけど、そっちもレア物な割にはお得な価格でありつつ、1000円とか2000円の世界じゃ無かったので我慢してしまった。半年後とか、次に行った時は残ってるかな?う~ん、流石に無いだろうな。出会った時が買い時とか散々言ってるくせに、流石にここまで来ると予算オーバーでした。
大切なものは、きっと近くにあるものだよ
とかいかにもそれっぽい言葉で今回は幕にしておきます。
散々探しまわってたものを地元で見つけたとかたまにあったりしますしね。
という事で、岩手・青森の三日間の旅レポでした。
楽しんでくれたらこれ幸い。
次は再度の福島かな?
長期休暇のお盆休みはどうしましょうか?という感じです。ルートとかの計画立てて効率よく行こうか・・・とか考えつつ、またどうせ行き当たりばったりなんだろうなって気がしてます。
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