僕はこんな事を考えている ~curezの日記~

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イコライザー

イコライザー(アンレイテッド・バージョン) [DVD]

原題:The Equalizer
監督:アントワーン・フークア
原作:マイケル・スローン、リチャード・リンドハイム『ザ・シークレット・ハンター』
アメリカ映画 2014年
☆☆☆☆

イコライザー3がアマプラに入ったので、せっかくなので感想も書いてない1と2も。
確か1は後追いでレンタルとかで見て、2だけ映画館で見たんだったかな?あんまり記憶に残って無い。

 

ジョン・ウィック」の1作目と同年公開。いわゆる「なめてた相手が殺人マシーンでした」系のナーメテーター映画としてジョン・ウィックと共に名高い1作。こちらはデンゼル・ワシントン主演。

 

ホームセンターで働くロバート・マッコールは愛想も良く皆に慕われている。ただ、彼は不眠症で深夜のダイナーでお茶を飲みながら読書するのが日課になっている。同じ店の常連客のテリー(クロエ・グレース・モレッツ!)といつしか話をするようになるが、彼女は苦労人で情婦として働く中でトラブルに巻き込まれて行く。そんな彼女を不憫に思ったマッコールは立ちあがり・・・といった感じのお話。

 

普通の一般人と思われた主人公が、一人でロシアンマフィアに喧嘩を売るという、お話的にもジョン・ウィックと共通する部分が多いものの、一応こちらは80年代のTVドラマ『ザ・シークレット・ハンター』というやつのリメイクという扱いになってるようです。

 

元の作品は知りませんんが、アクションの質としては「ジェイソン・ボーン」シリーズ→ダニエル・クレイグ版「007」路線の、派手なアクションでは無く、いかに効率的な手段で相手を仕留めるかのリアル路線のアクション。

 

そこをベースに大幅なケレン味を加えたのがジョン・ウィックの方ですが、こちらもただ硬派なだけでなくケレン味としては状況や現場に置いてあるものをどう利用して相手を倒すのか?みたいな味付けをしてある。

 

イコライザーと言えばDIYアクションと言われる通り、後半のホームセンターという場所を利用したバトルが抜群に面白いんだけど、ここのインパクトが強すぎて、「2」の方だと、あれ?今回DIYアクション無いの?みたいに思った気が。まあそこは次の時の感想に譲るとして、1はやっぱりそこのシーンが圧倒的に面白い。

 

私もたまにですが仕事でドリルとかリベッターとか使う機会もあるけど、普段から毎日使ってるとかじゃ無いと、なんかこれ扱い方一つで危険だよな、とか思ったりはします。怪我しかねない怖さがある。でもこれで人を殺せるほどのものなのか?とか思わなくもないものの、なんかそういう日常の延長みたいな所に面白味を感じるんだと思う。

 

銃とか、私はミリオタじゃないので全く知識も無ければ触った事も無いですし、前半の始末アクションシーンなんかもカッコは良いし、そこにあるものを利用して戦ってたりはしましたが、自分の日常の延長とは結びつかないですし、やっぱりホームセンターというシチュエーションが面白かったんだろうなと。

 

あとはマッコールさんの日常での佇まいが紳士ですし、ノリも悪くない。同僚とのラルフィとの接し方とか、ヒロインのテリー(アリーナ)との距離の取り方とかも、なんて良い人なんだと非常に好感が持てる。勿論、彼は何者なのか?みたいなミステリアスな部分もあるんだけど、それ以上に「いいひと」っぷりが勝るのも面白いバランスだと思う。普通はこういうのってそっちの隠された本性みたいな方に見てる方も興味が行きがちですしね。

という軽い感想で次

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