僕はこんな事を考えている ~curezの日記~

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TVアニメ『機動戦士ガンダムAGE』CDドラマ ウエディング・イブ

TVアニメ 機動戦士ガンダムAGE ドラマCD

MOBILE SUIT GUNDAM AGE Wedding Eve
脚本:木村暢
ドラマCD 2012年
☆☆

繋がる世代、想いを紡ぐアセムとロマリーの
結婚式前夜を描くオリジナルストーリー

 

漫画版ついでにこちらのドラマCDも。
AGEはBD特装版の特典が充実していて、そちらにも何本かドラマCDがついてるのですが、こちらは単品CDとして出たものです。

 

AG145年で、2部の後、アセムとロマリーの結婚式の話。
セムの声は江口拓也のままです。前も書いたけど何で3部で声優変えたかな?フリットはまだ幼い印象があったからわかるけど、アセムはハイスクールも卒業してたし、3部でも別に老年とかじゃないのに何だかなぁと思ってしまう。


セム回りはシリアスだけど、MS部のシャーウィーとマシル、アセム時代のディーヴァクルー関係の恋愛模様はコメディーっぽい展開。

 

ガンダムのドラマCDは「0083」とか「08MS小隊」とかだと何話と何話の間に展開されたもう一つの戦い、みたいなシリアスな感じでしたけど、「種」辺りからキャラクタードラマになったりコメディっぽくなった印象。音楽の変化とかともリンクして、コンテンツの変化は色々感じられて面白いかも。

 

遠距離に遊びに行く時とかに時間をドラマCDかけてたりすると長時間のドライブとかでもあまり時間が気にならなくなるので、ドラマCDとかラジオCDは割と好きです。「ガイアギア」とか2枚組全5巻なので(最終巻だけ1枚)1回の遠征とかでは終われないものもあるけど。


で、こちらの「AGE」は本編と同じく、キャラが多いので、久々に聞いたけどこいつら誰だっけ?状態。MS部とかアセム小隊の二人(オブライトさんは欠席)とかはかろうじて憶えてても、ディーヴァのクルーとかまで憶えて無い。コミカライズとかでも特に名前が出て無かったので、なんかまたやっぱり本編見返したくなる。

 

シャーウィーとイリシャ、マシルとアリーサ、マックスとユノアとかそっちの方は結婚式を期にパートナーを見つけようとやっきになるドタバタ劇。コメディー演技はどれも声優さんが達者なので面白い。

 

セムとロマリーも本編ではいかにもな役割程度での関係でしかなかったので、そこの補完みたいな意味ではこの話の価値は見いだせなく無い。ああ、ちなみにゼハートの事にも当然触れるけど、声の出演は無し。でもAGE全般のヒロインの扱いが、もう単純に子供を産む為の役割みたいな感じがしてダメなのは相変わらず。

 

そんな中で、アセムが親父のフリットに何故エミリーと結婚したのかを聞くシーンは割と良かった。妥当ヴェイガンのみに邁進して、ついてこれない奴は愚鈍な奴らだとその場で捨て去ってきたけど、そうしてる内に何時の間にか周りには誰も居なくなって孤立してしまったと。そんな中で唯一傍に居てくれたのがエミリーだった、というのを吐露する所はこの話の一番の聴きどころでした。ユリンの事には一切触れない辺りがまたフリットっぽいかも。

 

脚本は小説版を書いてる木村暢なので、あえてそういうフリットの極端な部分を出す事でキャラ付けを補完するっていう所では良い仕事かなと思います。

 

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