僕はこんな事を考えている ~curezの日記~

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ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー ホリデー・スペシャル(MCUその41)

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原題:The Guardians of the Galaxy Holiday Special
監督:ジェームズ・ガン
原作:MARVEL COMICS
配信ドラマ 2022年
☆☆☆☆☆


MCUマーベルシネマティックユニバース、フェイズ4の最後を飾るのはこちらのマーベル・スタジオ スペシャル・プレゼンテーション枠でのスペシャルドラマ。

 

確かスターウォーズのホリデースペシャルにあやかってみたいな話だった気もしますが、原作のアメコミでは昔からレギュラーシリーズとは別枠の特別増刊号みたいなのを出して、それこそホリデースペシャル、クリスマス増刊号みたいな文化は元々ある。そういうののドラマ版という感じなのでしょう。

 

ガーディアンズの3も撮影は完了済み。来年公開ですが、監督のジェームズ・ガンがDC映画の総合プロデューサーに着任。ガーディアンズ3の完成までは務めるものの、その後はDC映画のトップでそちらに専念という形。

 

次でガーディアンズは一区切りつけるという話ですが、やっぱり残念。キャラクターとして継続して出るキャラは居るんでしょうけど、ドラックス役のデイヴ・バウティスタとかは以前にジェームズ・ガンが解任された時も、ガン監督じゃなきゃ自分は役降りるよ、って言ってたし、一度の解任があったからこそDCの「スーサイドスクワッド」をやることになって、ガーディアンズにも戻ってはこれたけど、そんな経緯があったからこそDCの総合プロデューサーにも繋がったわけで、その辺は色々と複雑。

 

そしてそんな「スースク」も実際に大傑作でしたし、あの手腕がDC映画全体に影響してくるとなると、そんなのもう面白いに決まってるじゃん!ザック・スナイダーのファンには申し訳ないけど、ザックユニバースよりガンユンバースの方がやっぱり面白そうと思ってしまう。そこは素直に期待なんだけど、じゃあもうマーベルには当分戻ってくる事は無くなっちゃったわけで、と、見る方の感情も嬉しいやら悲しいやらでこっちもまた複雑。

 

いやね、今回のホリデースペシャル、やっぱりもう最高としか言いようが無い。ジェームズ・ガンらしくおふざけ全開なんだけど、その中でちゃんとシリアスな部分もあれば、え!こんな展開なの?と意外性があって最後はホロリとさせる。いやだって私実際に泣いちゃったもの。こんな良い話ある?って。話の運び方がとにかく上手い印象。

 

愛するガモーラを失い、かつての明るさを失い消沈するクイル。そんな寂しさを察したマンティスとドラックスは、地球のクリスマスの事を知り、クイルに喜んでもらおうと、彼のヒーローであるケヴィン・ベーコンをつれてくる。

 

いやもうこのあらすじだけでもう楽しい。マンティスとドラックスの地球でのドタバタ劇。でも追われるケビン・ベーコンにとっては恐怖でしか無いというコメディ。

 

でもね、ケヴィン・ベーコンさん、超良い人じゃん。
何でも、1作目は映画で自分の名前が使われてる事を知らずに、たまたま映画を見てビックリしたとか。ジェームズ・ガン監督の「スーパー」にも出演してましたし、今回も出演依頼に対して、脚本を読む前にもうOK出したとかで、信用してる感じがわかります。きっと今後はDC映画にも出たりするのでしょう。

 

「スーパー!」はリアルタイムで当時映画館で見て以来なので、もしかして記憶違いかもしれませんが(そのうち見返そう)あれもアニメパートとか入ってませんでしたっけか?今回のホリデースペシャルも、いきなりアニメパートから始まる。そこには今は亡きヨンドゥの姿が!

 

勿論、実際の役者は亡くなってはいませんが、劇中ではガーディアンズの2でヨンドゥはお亡くなりになられました。過去の回想だから生きてても別におかしくないと、普通に俳優に再度演じてもらう事も出来たでしょう。でもあのヨンドゥの姿は皆の心に深く刻み込まれた姿として、あえて今回の過去シーンはアニメで描くというセンスがちょっと凄いなと思う。

 

お話的には、実質マンティスとドラックス(とケヴィン・ベーコン)が主役みたいなものの、ロケットとグルート、ネビュラもクラグリンも出番は少ないながら、凄く印象を残すシーンはちゃんとあるし、そんな仲間の一人としてヨンドゥも忘れないよっていうのが最高。

 

じゃあガモーラは・・・って考えるとね、本編の3でそこは改めて触れるでしょうし、今回はあえて、クイルの気持ちで察してくれって感じではないでしょうか。というかエンドゲームでのサノス軍時系列ガモーラは、あれってやっぱりサラサラなっちゃったんでしょうかね?別時間枠の人間として生きてるっていう感じでは無いのかなぁ?

 

その分では無いけれど、宇宙犬コスモもガーデァンズ入りっていう形で良いのかな?今までだとノーウェアのコレクター所有物でちょこっとだけ映る程度でしたよね?原作ファンなら知ってるよね程度の。ただ今回、日本語吹き替え声優が悠木碧だったりしましたので、ただの脇役って感じでは無さそう。
確か悠木碧もマーベル映画好きで、ソー押しとかだった気が。マーベル関係だと「スパイダーバース」でスパイダーグエンも悠木碧がやってましたね。闇が深い。


ガーディアンズ3はロケットの出生が明かされるみたいな話もありましたし、その辺コスモも絡むのかも。

 

時系列的には「ラブ&サンダー」の後でしょうけど、ノーウェアを買い取ってそこを拠点に再建してる様子。ここは設定的に前振り的なものもありつつ、基本的にはこの作品1本で純粋に楽しんでねっていうスペシャルイシュー、クリスマスプレゼントでしょうし、心から楽しくて嬉しい1本でした。

 

2022年のマーベルはこれにて終了。ガーディアンズ3、ホントに楽しみです。次の映画はアントマンですが、その前に何かドラマあるのかな?時間に余裕があればフェイズ4のまとめ的な何か書こうかなと思いますが、私は元からのコミックファンなので、世間で言われてるようなネガティブな感情は無いです。エンドゲームがあってからの、まさしく次に進んだネクストステージと言う感じでとても楽しんでます。

 

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