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ドラゴンクエスト ダイの大冒険 劇場版(3作)

ドラゴンクエスト ダイの大冒険(劇場版)

新作とかじゃなく、90年代に作られてたTVアニメシリーズの関連作としての劇場版。何気に3作も作られてたんですね。
いつか見たいなとか思ってたんですが、U-NEXTに入ってたのでこれは良い機会と思い、3本鑑賞。全部、東映まんがまつり的な奴の1編で、30~40分程度。

 

それでも映画っちゃ映画なわけですし、1本づつ感想書こうかなと思ってたけど、う~ん、実際見てみるとこれは正直感想とか書くほどのものじゃないなぁというのが正直な所。

 

まあでもせっかくなので防備録として3本まとめて記録に残しておきましょう。

 

まずは1作目
ドラゴンクエスト ダイの大冒険
監督:竹之内和久
脚本:隅沢克之
東映アニメフェア'91夏
の1本。同時上映は
ドラゴンボールZ とびっきりの最強対最強』と
まじかる☆タルるートくん 燃えろ!友情の魔法大戦』

 

TVシリーズに先駆けで公開された、いわゆるパイロット版的な物。
原作で言う読み切り版プロローグ2作目の「ダイ爆発」をベースにしてあるけど、レオナは登場しつつ、敵賢者は登場せず、キラーマシーンではなくハドラーの魂が封じ込められた邪神像とのバトル。

 

声優さんはそのままTV版と同じですが、91年版のアニメも多分「デルパイルイル」「ダイ爆発」やってからのスタートなはず(でないとその後の話に繋がりませんものね)となるとダイ爆発は近い時期に作り直ししてるという事になるのかな?それとも使える場面は流用してたりするのでしょうか?その辺りまではわからず。

劇場版だからと言って、特別にヌルヌルなめらかに動くアニメーションになったりはしないのが東映クオリティですので、流用しても特に違和感は無いはず。


何気に脚本が隅沢克之さんなんですね。「ガンダムW」で有名な人ですが、確か2020年版の方にも脚本の一人として入ってるはずなので、30年越しにリメイク版の方も同じ人がやるという、そこもまた東映っぽくて面白い。

 

そして2作目
ドラゴンクエスト ダイの大冒険 起ちあがれ!!アバンの使徒
監督:芝田浩樹
脚本:武上純希
'92春東映アニメフェア
の1本。同時上映は
ドラゴンボールZ 激突!!100億パワーの戦士たち』と
まじかる☆タルるートくん すき・すき♡タコ焼きっ!』

 

こちらはTVアニメ版第18話と第19話の間に入る話。
具体的には、クロコダイン戦後、パプニカに向かう為に船に乗る時の話(聖水を流しっぱなしにするので敵をよせつけないとか船長が語ってたあれですね)

 

夢魔道ベルドーサというオリジナルキャラが登場。ザボエラ率いる妖魔士団の一人。
妖魔士団はまあトップがザボエラというのもあって、一人暗躍するみたいなのがメインで、軍団的な部分でも息子のザムザで話を作ってましたし、へぇ、こんなキャラ居たのかという面白味はある。

う~ん、でもそのくらい。

 


最後に3作目
ドラゴンクエスト ダイの大冒険 ぶちやぶれ!!新生6大将軍』
監督:西沢信孝
脚本:武上純希
'92夏東映アニメフェア
の1本。同時上映は
ドラゴンボールZ 極限バトル!!三大超サイヤ人
ろくでなしBLUES

 

おお~ここは「タルルート」じゃないんだ。「ろくブル」って子供が見るには渋くないかい?まあ腐ってもジャンプ漫画なんだから言うほど差は無いのか。っていうかアニメになってたのね。知らなかった。

 

TVアニメ版第37話から38話の間に入る話。フレイザード撃破後、6大団長の内、3人までもが敗れた事で、ハドラーの影武者的な存在だった豪魔軍師ガルヴァスが影の6大将軍を率いて表舞台に出てくる、という話。

 

不死将軍 デスカール
妖魔将軍 メネロ
氷炎将軍 ブレーガン
百獣将軍 ザングレイ
魔影将軍 ダブルドーラ
超竜将軍 ベグロム

おおお!なんか凄い!このハッタリ感が良いんですよね。しかもフレイザード撃破直後なので、レオナ復帰、マアム離脱前。フルメンバーとの激突が見れるのか!とすげぇワクワクしました。

 


う~ん、

こ、これは・・・

もう120%いつものダイの大冒険でした。
敵も全員が強キャラというほどじゃなく、すぐにやられる雑魚キャラも混ざってましたし、ピンチになった時のクロコダイン&ヒュンケルの参戦でピンチを切り抜けて、ラスボスにはアバンストラッシュという、いつものパターン。

お約束の良さもまあ、実際あるとして(聖矢ならクライマックスでサジタリアスのゴールドクロスを身にまとうとかね)流石にお約束があまりにも過ぎて原作ダイの持つ丁寧な面白さとはちょっと違うかなぁと。

 

3作品とも、点数つけるとしても☆1つか1.5くらい。
私は☆☆☆の3つを普通に楽しめる基準点にして評価つけてるのですが、これはちょいと厳しい。

 

特に3本目は期待度が高かっただけに、ハドラー親衛騎団とのバトルみたいなさぁ・・・まあそれを求めるのは流石に酷か。

 

まあ百聞は一見に如かずです。

どんな作品なんだろう?気になるぅ~ってのが解消されただけでも良しとしておきます

 

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