発売レーベル: Marvelous
2007年
☆☆☆
1.ドラマ『パルミエ王国のふたりの王子』
2.ココとナッツのガチンコ3番勝負1『ボクシング』
3.ココとナッツのガチンコ3番勝負2『ボーリング』
4.しあわせのかたち/コージ(CV:草尾毅)
5.永遠につながる時/夏(CV:入野自由)
6.星の冠/コージ&夏
7.しあわせのかたち(オリジナル・カラオケ)
8.永遠につながる時(オリジナル・カラオケ)
9.星の冠(オリジナル・カラオケ)
初代のドラマCDに続いて、そういや一応5のもあったなと、ドライブのお供にひっぱり出してくる。
多分、買って1度聞いて以来かもしれない。内容を1ミリも憶えていなかった。
1~3がドラマパート、4~6が曲なのですが、曲の方も全く。確かタイムマシンとかいう曲があった気がしてたのですが、それは調べたら2枚目でした。そんな記憶はあるので、1度も聞かずに、封印とかではなく、流石に1度くらいは聞いてるはず。
勿論、リアルタイムで新品で買いましたよとかそんなんではない。私はスマイル辺りからプリオタになったので、それ以前のCDは全て後から買い集めたものです。ボーカルアルバムとかそんなんは普通に買い集めたけど、この辺のココ&ナッツ関係は最初はスルーしてて、一通りのものが集まった後から、一応確保しておくか的に購入した気がします。
「CLUBココナッツ」という、当時やってたラジオのCDも5枚くらい出てたのですが、そっちはゲストでプリキュア側も沢山出ましたし、楽しかったのですが、当時のなので、放送分からの編集で作ってあって、今のラジオCDみたいにアーカイブ収録とかは無いのが惜しまれます。
タイトル通り、ココ&ナッツの話ですが、キャストとしてはのぞみとミルクも話の聞き手として出てくる。ココとナッツが初めて仲良くなった時の学生時代の話。
そうか、考えてみればココとナッツって同じ年齢なんでしたっけ?中の人が草尾毅(ベテラン)入野自由(若者)と凄く差があって、草尾さんがみんなのまとめ役みたいな印象だったので、ついついココとナッツもそういうイメージに引きづられがちでした。
で、先述のラジオもそうなんですが、基本、子供番組なのでそこをわきまえた上で、裏で分別をもってやる分には良いよ、というのがラジオだったはず。
所謂イケメン枠というのはプリキュアで今も昔も大概のシリーズで配置されますし、それは子供向けで合ってもそんなに特別な事では無いんですけど、ココ&ナッツはその中でもやっぱり腐女子向け要素の印象がとても強い。
キャラデザの川村さんも、下手したらプリキュア達よりココ&ナッツのプロモーション用の絵を沢山描いた気がするとか言ってたりしましたし、私の中では「さよなら絶望先生」が割と大きい。
「絶望先生」私の好きな漫画&アニメなんですけど、その中の生徒の一人、藤吉晴美という腐女子キャラが、ちょこちょこココ夏のネタを挟んできて、私はその時はまだプリキュア見て無かったんだけど、そんなのもあって、いかにもそういう層を狙ったキャラクターなんだなと思ってました。藤吉さん、CVが病気で早くに亡くなられた松来未祐さんでね、プリキュアならSSのチョッピ役です。
私がプリキュア好きになって、その後に色々と知っていく中で、あくまで子供向けなので、所謂アニメファンみたいな所はターゲット層に入れていないという事を知ったんですけど。(ネットでたまに見かける成人男性層もターゲットに入ってるとされるチラシの画像は、あれは東映の作った物ではないそうですよ)
そこを考えると、大人の女性はどういった位置付けになってるのかなと思ったりも。子供がメインなのはわかる。作り手が狙ってる層では無いけど、私みたいな男のオタクのファン層が居るのもわかる。でも大人の女性ってどうなんでしょう?ゼロって事は無いでしょうけど、男のオタクと同列なくらいは居るものなのか?或いは母親層と纏めて一つのターゲットになるくらいなのか、その辺のデータはどうなってるかよくわからない。
プリキュア大投票の時は男女比なんかも公開されてて、それこそ「5」は女性の方が投票率多かった作品の一つですけど、やっぱりココ&ナッツ(と2年目はシロップ)目当ての人も多かったのかなと、色々と考えてしまいます。
ジェンダーうんぬんの壁や差をどうこうじゃないけど、基本的には女の子向けだから、別に大人の女性が見るのは何もおかしくないのかな?むしろ男のオタク層より実は多かったりするんでしょうか?
所謂男性オタク向けっぽい美少女が沢山出てくるアニメ。そして腐向けの美少年ばっかりのアニメがあるとする。プリキュアってルック的には前者なんだけど、本質は子供向けであり女性向け。そこでのココ&ナッツの需要があったとは言え、じゃあこの流れが後のシリーズに何か引き継がれてるかというと、そうでもないわけで、その辺を考えるとなかなか面白いです。
う~ん、CDの感想じゃ無くなってるけど、今回はこんな感じで。
2枚目の奴はそんなに書く事無さそう。
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