僕はこんな事を考えている ~curezの日記~

見たもの読んだものなどの簡単な記録と感想のチラシ裏系ブログ

ウォー・オブ・ザ・レルムス

ウォー・オブ・ザ・レルムス

WAR OF THE REALMS
著:ジェイソン・アーロン(作)
 ラッセル・ドーターマン(画)
訳:石川裕人
刊:MARVEL 小学館集英社プロダクション ShoProBooks
アメコミ 2023年
収録:WAR OF THE REALMS #1-6(2019)
☆☆☆☆

王国大戦、勃発!

マーベル・ユニバースを揺るがす大戦争
王国大戦(ウォー・オブ・ザ・レルムス)の火蓋が切られる!

 

ダークエルフの王マレキスとその軍勢によって、アスガルドを含む九つの王国は陥落した。大地は戦火に覆われ、ソーの鎚ムジョルニアは太陽に消え、虹の橋ビフロストは砕け散り、アスガルドの民の大半はミッドガルドのブロンクスへと移住を余儀なくされた。最後に残ったミッドガルドを攻め落とすべくマレキス軍が侵攻を開始した時、ソーは、アベンジャーズは、そしてアスガルドの民はどう動くのか!?

 

「インフィニティ・ウォーズ」に続く大型クロスオーバーイベント。
ユグドラシルにある10の国の内、9までを陥落させたマレキスが最後にミッドガルド(地球)に攻め込んでくるバトル巨編。

スパイダーマンとかデッドプールが、これ「ロードオブザリング」とか「ダンジョン&ドラゴンズ」とのVSじゃん!みたいな事をふざけて言ってたりするけど、実際そんな感じで地球にファンタジー世界が攻め込んでくる、みたいな所がなかなかに驚異で、ビジュアル的にも面白く、アメコミにしては珍しくバトル描写が割と濃厚。(基本的に日本の漫画と違ってアメコミはバトルに何ページも無駄に使わないものなので)

 

パニッシャーが全線で頑張ってくれたりもする事からわかるように、銃とかの近代兵器は全然効くんだけれど、巨人やら怪物やら魔法やら、しかも元から争いのある世界でなかなか手ごわい。

 

しかもマレキスの軍政にはロクソン社のCEOダリル・アガーとか厄介な人も居たりするので、デジタル戦争でも驚異を発揮してくる。
その上、ニューヨーク決戦とか極一部では無く、世界中の大都市を一気に攻め落とすという、アベンジャーズ集結くらいでは対応しきれない規模。

 

過去のイベントでもこういうのありましたっけ?世界規模の危機で、一方こちらの国ではみたいなの入るには入る事も多い印象ではあるけれど(それこそ「マーベル怪獣大進撃」とかもそうでしたっけ)それでも今回は全体的に押され気味でスペクタクル感が凄い。

 

そしてやはり物語の中心に来るのはソー。
2013年のソーの個人誌からスタートしたジェイソン・アーロンのストーリーライン(MCU「ソー:ラブ&サンダー」のベースストーリーですね)の6年間の集大成をここがクライマックスとして、アンワージーソー、レディソー、オールマザー、オールファーザー、ヤングソーにキングソーとか、ここに全部が繋がりますよ、という最終回の盛り上がりが凄い。

 

ただ、難点を言えば、メインタイトル6話のみの収録なので、タイインは別紙で全解説してるものの、本編は急ぎ足でストーリーだけ繋ぎました感がちょっとあるかなという気がします。いやもうこれはマーベルイベントのあるあるネタですけど。全ては不可能にしても面白い部分だけをかいつまんだタイイン集も1冊くらい欲しかった所。

 

直接のアフターエピソードとして「ロキ:地球に降りて来た神」は先に出てましたけど、順番に読むとまた印象もちょっと変わりそう。

 

次は「エンパイア」?「キングインブラック」?(そっちも「アブソリュートカーネイジ」が先に出てますね)

 

今回、地球全土を巻き込む戦いながらアベンジャーズよりもあくまでソーのストーリーラインって感じでしたし、ここに至るまでの邦訳も数冊しかありませんが、それでも十分に面白かった。

 

神とは・・・ってマーベル世界においては半神デミゴッド的な感じかなソーは。でもそんな彼らやアスガルドの立ち位置をこれまで以上に上手く生かしてきた感じがしますし、これのちょっと前のジョナサン・ヒックマン期のアベンジャーズから「インカージョン」「シークレットウォーズ」も何年もかけて集約みたいな事をやってましたが、あの辺の話って私はちょっと微妙で結構つらかった。

邦訳アメコミって1冊が高いですから、ちょっと微妙なのが数冊続くと、新刊を買うモチベーションがダダ下がりする。かといって買わずに停滞するとプレミアはつくわ他の新刊も買わなきゃいけないわで、ちょっとつらくなる。ヒックマン時期が実はそうでした。

 

あと映画にも出てたヤギはともかく、ソー犬のソーリ。邦訳だと多分今回初登場ですよね?ストレンジ先生のとこの幽霊犬もそうですが、ちょっと面白いキャラでした。
他にもエージェントオブアトラスというアジア版アベンジャーズみたいなのが結成されてたり、本編中では出てこずに解説の中だけでしたが、日本はアニメもやってたフューチャーアベンジャーズがこの世界にも居たりするんですね。ちょっと面白い。
あとはシーハルクがハルク化してたり、ヴァルキリーが全滅とか、デアデビルが凄い事になったり、エボニーブレイドとか色々と細かい所で、おおこれは!的なのが多くて読んでて楽しい1冊でした。

 

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