発売レーベル: Marvelous
2024年
☆☆☆☆
TVアニメ「わんだふるぷりきゅあ!後期主題歌シングル」発売です。
■01.しあわせえぼりゅ~しょん♡ ~こむぎ&いろはVer.~
歌:石井あみ&後本萌葉
作詞:マイクスギヤマ 作曲・編曲:石塚玲依
■02.しあわせえぼりゅ~しょん♡ ~ユキ&まゆVer.~
歌:石井あみ&後本萌葉
作詞:マイクスギヤマ 作曲・編曲:石塚玲依
■03.わんだふるぷりきゅあ!evolution!! with Wonderful Precure! Ver.
歌:吉武千颯 with わんだふるぷりきゅあ!(CV:長縄まりあ・種﨑敦美・松田颯水・上田麗奈)
作詞:こだまさおり 作曲・編曲:EFFY
■04.しあわせえぼりゅ~しょん♡(オリジナル・メロディ・カラオケ)
■05.しあわせえぼりゅ~しょん♡ ~こむぎ&いろはVer.~(TVサイズ)
■06.しあわせえぼりゅ~しょん♡ ~ユキ&まゆVer.~(TVサイズ)
を収録。
こむぎ&いろはのわんだふるぷりきゅあバージョンと、ゆき&まゆのにゃんだふるぷりきゅあバージョンの二つを交互に放送中。
1番と2番という分け方で無く、1番の部分の歌詞違いの別バージョンという扱いのようです。2番以降は全て共通。
エンディングCGもそれぞれ別に作ってある・・・ってあれ?これってどこか既視感があると思ったら「Go!プリンセスプリキュア」後期ED「夢は未来への道」もプリキュア4人それぞれのバージョンが作られ、EDCGも各キャラバージョンが作られるというフォーマットでした。作詞:マイクスギヤマ、作曲・編曲:石塚玲依という製作布陣も何気に共通。
そしてその時も、キャラ名が歌詞に組み込まれているという凝った作りでした。
今回も当然みたいなレベルで
「こむぎ&いろはVer.」では
「笑顔の色は 友愛(You.I)でリンク
タカラバコ ムギュっと We areワンチーム」
「ユキ&まゆVer」だと
「Soプリティ経由 ビューティフル行き
推しのヒカリで 繭から羽ばたく」
と、それぞれのキャラが何気なく歌詞に組み込まれている。いや何気なくか?
頑張って入れました感もあって微笑ましいです。
で、この別バージョンというか、アニメ本編のわんだふる組とにゃんだふる組、変身後の名乗りも別々でね、これは今の時代に合わせたそれぞれ独立した個性があって良いんだよ的な感じなのかなぁ?作品名としては「わんだふるぷりきゅあ!」という作品だけど、わん組にゃん組で二つのチームがあるタイプの作品っていう感じ?と思ってました。今風だけど、それはそれでちょっと寂しい部分もあるなと。
そしたら本日放送30話!
前回29話からようやく敵幹部登場で、今回のわんぷりはマーケティング上「戦わないプリキュア」で通すのかなと思ってた所に、人間に滅ぼされた日本狼を敵側にセッティング。共に歩む道を拒絶されたんだから、手を取り合うなんて無理でしょ?という重い部分をいきなり突き付けてきた。
そこからの30話。群れる事を嫌っていたユキが中心になって、わん組とにゃん組が遂に手を結び、4人バンクの4人チーム名乗り!犬と猫と人間が手を取り合う、何だったら犬猿の仲とか言われる猿だって今回の怪人枠で浄化された後に和解が描かれる。
何この計算され尽くした演出とシリーズ構成。やっぱりプリキュアって凄い。
まあEDが更に合体バージョンになったりはしませんが、どこかモヤモヤ感もあったものがスッキリして、素直に良いねって言えるようになりました。
先日感想を上げたボーカルアルバム「We are わんだふる!!!!」での、特にいろはの曲に物凄い感銘を受けた私としては、皆が手を繋ぎあえる世界を諦めないいろはを心より応援したい。
そしてニコ様役の植田佳奈も桃ちゃん先輩好きな私には嬉しい配役なのでますます「わんぷり」から目が離せません。
でもってEDの「しあわせえぼりゅ~しょん♡ 」
エボリューション=進化っていう言葉も私は好きな言葉ですし、
2番の歌詞の
「縦横ナナメ ときには真っ直ぐ
残した足跡の 喜怒哀楽」
っていう部分が好きです。
こちらも昔から「凸凹も自分ヒストリー」みたいな、色々あったけどそれも全部自分の歩んできた大切な道、みたいな感覚にグッと来る性質なので。
ユキ&まゆVerの
「プリティ経由 ビューティフル行き」
もプリキュアらしいガーリー歌詞でこういうの好き。
そしてフルサイズのラスト。ちょっとスローテンポになっての締め。
「大好きなキミと とっておきの夕焼け
夢をならべ見送ったら ずっとずっと消えない
想い出おみやげに お家へかえろうよ」
なんかニコガーデンが天国とかそういうのの暗喩なんじゃないかって意見もチラホラと見えて、動物飼ってる人は経験してる人も多いんだけど、わんぷりも最後はお別れで終わるんじゃないか?って言ってる人がいて、それも面白い捉え方の一つだなとは思うんですけど、私としては流石にその重さはプリキュアでは描かないんじゃないかなとは思う。いや「ドキプリ」映画で前例はあったりするんですけど。「まほプリ」なんかも
そういうの描きつつ、最後は戻りましたしね。
「ひろプリ」のましろん、「トロプリ」のみのりん先輩、「GOプリ」のゆいちゃん他、プリキュアには最後、これが私たちの物語的な締めくくりをしてくれるキャラがそれ以前にも割と多かったりしますが、今回もそんな視聴者の子供達に語りかける物語の終わりみたいな感じで、とりあえず今回の話はおしまい、おうちに帰ろうよ的な感じの歌詞に思えました。
いや勝手に最後とか考えちゃって気が早いですが、いろはとこむぎはもっと広い世界を知るために世界へ、さとるくんは僕も一緒に的な気持ちをこらえて、動物学者を目指してその先にいろはとの再会、まゆとゆきはじゃあこの街を見守るよ的な感じかなぁと、色々と妄想が捗ります。
そんな風に思わせてくれる良ED
カップリングの・・・ってそっちのカップリングじゃなく同時収録の3曲目
「わんだふるぷりきゅあ!evolution!! with Wonderful Precure! Ver.」の方は
お!待望のプリキュア4人バージョンのOP?
と思ったら基本的には普通に吉武ちゃんが歌って、「わんだふる!」みたいな所にのみコーラスでプリキュア声優が重なるくらいの、ちょっと控えめなバージョンでした。
昔、「フレ」とか「ハト」とかでもこんな感じのバージョンのOPが作られて、映画本編や映画期間のOPに使われたりしてましたが、今回はどうでしょう?つーか映画が9月になったのでもう間もなくですね。あっという間だなぁと思います。
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