僕はこんな事を考えている ~curezの日記~

見たもの読んだものなどの簡単な記録と感想のチラシ裏系ブログ

ウルヴァリン:ブラック、ホワイト&ブラッド

ウルヴァリン:ブラック、ホワイト&ブラッド

WOLVERINE: BLACK,WHITE & BLOOD
著:ジェリー・ダガン他(作)
 アダム・キューバート他(画)
訳:中沢俊介
刊:MARVEL 小学館集英社プロダクション ShoProBooks
アメコミ 2022年
収録:WOLVERINE: BLACK,WHITE & BLOOD #1-4(2020-21)
☆☆☆

 

不死身にして最強。
白と黒、そして赤の三色で描かれる、
孤高のヒーローウルヴァリンの闘いの記録。

 

血塗られた闘いの記録を見届ける覚悟はあるか。
屈強な肉体、どんなケガも数秒で治癒する能力、アダマンチウムの骨格、カミソリのように鋭い鉤爪を持つ最強のファイター、ウルヴァリン。彼の血と暴力に満ちた人生が、「モノクロ+血のような赤」で容赦なく描かれる。血塗られた闘いの記録を目撃せよ!


という事で、邦訳版新刊で出ました、ウルヴァリンの短編アンソロジー集です。
タイトル通り、白黒のモノクロをベースに、鮮烈な赤という3色のみで描かれるコンセプト重視のシリーズ。全4号ですが、1号につき3話分入ってるので、全部で短編12編。各話毎にアーティストも違えば、時代も話もバラバラなので、ホントに短編集ですね。

解説書によると、この後、カーネイジ、デッドプールエレクトラ、ムーンナイトとシリーズが出ているようです。

 

フルカラーなのが売りのアメコミですが、フランク・ミラーの「シン・シティ」とか、バットマンなんかでも「ブラック&ホワイト」のシリーズもありましたし、こういうコンセプトの物もたまに出てたりしますね。

 

フランク・ミラーと言えばの、邦訳版も出ている、ウルヴァリンの最初のミニシリーズの日本編。今回はミラーは参加してませんけど、映画の「ウルヴァリン;SAMURAI」なんてのもあった通り、あの日本編の話の影響はウルヴァリンにとっては相当に大きいものですので、今回も日本の話も入ってたりしました。

 

ジョン・リドリー作、ホルヘ・フォルネス画の「32番目の刺客」がトンデモ日本描写も多くて楽しめました。
ウルヴァリンの娘(養女)のアミコを巡り、対峙したシルバーサムライは32人の刺客を倒せば娘を返すと言う。まずは13人の忍者。次は10人の浪人。続くは6人の兵僧、そして2人の侍。残りは二人になった時、シルバーサムライが自ら闘いを挑み、最後の一人は・・・という、何だこの勘違いジャパニーズと思わせつつ、話としては普通に良い話だった、というのがアメコミらしくて面白い。

 

個人的には1話目。ジェリ・ダガン作、アダム・キューバート画「内なる野獣」がメチャメチャ好きでした。それこそ90年代に出たバリ・ウインザースミスの「ウエポンX」をベースにした話。

 

私がアメコミにハマったきっかけは90年代に小プロから出た「X-MEN」というのは何度かこれまでも書いて来ましたが、心から「アメコミすげぇ!」って最初になったのは、その時に出た1冊の「ウエポンX」でした。読み返せば読み返す程、その奥深さにハマって、思い出深い1冊です。その派生ストーリーがこうやって読める嬉しさ。

 

ウルヴァリンはやっぱり好きなキャラでねぇ、当時はまだウルヴァリンの過去がまだハッキリとは描かれて無くてね、そのミステリアスさもまた魅力だったんですけど、これまた邦訳も出た「ウルヴァリン:オリジン」で後にその出生の秘密が明かされた時は、逆にこの程度の話だったら、描かれない方が良かったかも?と思っちゃったくらいでした。え?ローガンじゃなく、ジェームズ・ハウレット君だったのか君は?ってちょっとガッカリ。

 

まあその辺もね、設定が継ぎ足されて行くアメコミらしさでもあるんでしょうけど、本国と同じとは言わないまでも、そういうのをリアルタイムに近い形で体験できたのも良い思い出です。今だとそこをベースにした「ウルヴァリン:X-MEN ZERO」とか映画で普通に描かれちゃってますし、映画から入った人だと、そこまで長くは謎を引っ張って無いぞ、っていうね。

 

映画との違いは、今回はひたすら殺しまくって血みどろも良いとこばっかですし(そういうコンセプトのシリーズですので)、私としては別にウルヴァリンにそんなの求めて無かったりはするんですけど、そういう中でね、やっぱり結局ウルヴァリンすげぇ良い奴じゃん!っていうのもちゃんと描かれてますし、ただの残酷描写だけでなく、ウルヴァリンってこうだよな的な魅力もちゃんと描かれてて、そこは非常に面白かった。

 

ウェンディゴセイバートゥース、ミスティーク、ジャガーノート、アーケード、シルバーサムライにソウロンとか、マローダーズまでと因縁の相手も沢山出て来ますし、味方側としてもキティにマジックにストームとかチョイ役ながら出てきたり、果てはコズミックゴーストライダーまで(脚本は当然ドニー・ケイツ)とバラエティに富んでて楽しい1冊でした。

 

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お宝ショップ&ブクオフ巡り その8 続・青森編

 

curez.hatenablog.comそんなこんなで、青森県2日目。旅に出てからだと3日目です。
過去に例が無いわけでもないですが、流石に3日だと体力的に疲れるので、夜中の運転は危ないし、軽く寝てから明け方の明るくなってからの早朝の混まない内に帰ってくるみたいなケースがこれまでだと多かったかな?
大洗とか2回くらい行った事ありますが、確かその時もそんなんだった気が。

 

いやでも、こういうのもまた誰にも気を使わずに済む、気ままな一人旅の醍醐味だったりしますね。まあ、昔と違って、どこも閉店時間が早まったりしてる影響も大きいですが。やっぱり24時間営業だった頃が懐かしいです。夜中の4時とか、早朝の6時7時とかでも昔は行けたので。

 

そんなこんなで、今度は青森県の西側へ。

ゲーム倉庫 五所川原

 

いきなりのレア物を発見。

絶望先生」の特典BD。
これ、BD-BOXをシリーズ3作品全部揃えると応募出来た奴なのですが、絶望先生やってた時はまだDVDが全盛期の時代。BDはシリーズ終了後しばらくしてからBOXで出ました。絶望先生は好きな作品なので、私はDVDの方で揃えちゃってたんですね。(それも全部中古で買い集めた奴ですが)好きな作品とは言え、わざわざ数万円もするボックスで買い直すのはちょっと・・・という感じでした。

BD-BOX全巻購入特典で、新作1話分が作られたという貴重な1本。
2000円なら安いし買っちゃえ!と確保してきました。

 

あと、写真はとってませんが、初音ミクのクッションを買いました。
800円だったかな?車での長旅で、少々ケツが痛くなってたので、買ってそのまま実用に。初音ミク、特にファンでは無いし、これといったグッズとかも持ってなかった気がしますが、声が藤田咲ですし、決して嫌いでは無い。いくつかキャラ物のクッションがあった中で、丁度良い大きさと堅さだったので、みたいな実用性重視。逆に思い入れあったら、それを長時間ケツの下に敷くって、それはそれで嫌かも?

 

 

続いては、初来店のお店

おもしろ市場 浪岡店

え~っと、ここはですね、ファミコン芸人のフジタが青森のゲームショップ巡りをしている企画をたまたま見て、

www.youtube.com

 これまで私も回ってきた萬屋さんとかがあった中、このお店だけ私知らなかったんですね。あれ?青森は何度も行ってるけど、ここは行った事無いな、次に行く機会があったら行ってみようって思った所でした。(動画見返して見たら、レトロゲーとかもうこの後に大分狩られたっぽい。こんなに残って無かった)

 

リサイクルショップで、ゲームの方はともかく、本のコーナーが結構古い物が置いてあるっぽかったので、興味が湧いたと。

 

で、実際に行ってみた所・・・、ああっ!これは!今はほとんど絶滅しちゃった「古本屋」っぽい感じじゃないか!
いわゆる古書とかを扱ってる、いにしえの古本屋みたいな雰囲気。東京の神保町とか行った事無いけど、まだ絶滅せずに残ってるんだろうか?

 

地方のは今はほとんど無くなっちゃったなぁ・・・。少なくとも近県ではもう残って無いです。昔はね、ブックオフとかだけじゃなく、そんな古本屋巡りとかも結構してました。

 

ちょいと脱線しますが、古本屋のシステムってどれくらい知ってる人が居るんだろう?私も後年になってから調べて知ったのですが、古本屋業界内で、定期的に古本市みたいなのがあって、学術書であるとか、絶版で文化的・資料的な価値のあるようなプレミアがついてる本とかを取引して利益を出すっていうシステムで成り立ってたっぽいです。今思えば確かにそういう古書とか沢山置いてあったなぁと。

 

私個人は別にそういうのは興味無かったですし、古い富野小説だとか、他にもガンダム関係で単行本になってない雑誌に一度載ったきりの奴とかを集める為に、それこそ20年前くらいかな?当時は古本屋巡りをしてたのですが(昭和の雑誌のバックナンバーとかも置いてあったりしましたしね)ブックオフの台頭とかによって、段々とそういうとこが無くなって行っちゃったんですよね。ああ、勿論ネットの普及も影響してると思います。

 

チェーン店のブックオフはありがたいんですが、おかげでそういう所が潰れる結果にもなりましたし、ブックオフは当然売れ筋のものしか無く、いわゆる古書はほとんど扱って無いので、そういう文化を潰す結果にもなってしまったと。ブックオフって、しばらく置いてても売れなければその後古いものでも処分しちゃってるっぽいですし。そこは資本主義だから仕方ないんだろうけど。そこは功罪のある中での罪の部分だなぁと私なんかは思ってしまう。

 

話を戻すと、今回初来店した「おもしろ市場 浪岡店」さん、レトロなものが沢山置いてあって、そんないにしえの古本屋さんみたいな雰囲気が漂ってて、なんだか懐かしさを感じてしまった。単純なリサイクルショップとして見れば、古いものばっか多くて微妙だなって思う人も多そうですが、こういういうとこはこういうとこで残って行ってほしいです。

昭和の雑誌とかいっぱい残ってあって、なかなかに貴重。


で、ここで買ったのはこちら。

うん、全然昭和じゃねーじゃねーか!
ブルーの9巻は150円で安かったのと、ギレンの野望のDVDは多分いつかの予約特典。ギレンの野望は最初のSS版の時から好きで、新作が出る度に買ってたのでもしかしてこれも持ってた気がしなくはないですが、150円なら安いし買っちゃえって所です。

もし「月刊スーパーマン」とか置いてたら欲しかったんですけどね。確か私は7号くらいまでしか持ってなかったはずなので。昔、今は亡き仙台の古本屋で大量に置いてあったのみかけた事あったんですけど、確保しておけばよかったな~と後になって後悔してます。「スーパーマンVSモハメッド・アリ」とかも一度見かけた事あったんですけど、当時はつい、そのうちとか思っちゃったんですよね。

 

そういえば今回このお店で、ボンボンコミックス版の「甲竜伝説ヴィルガスト」が3~4冊あったんだけど、全部揃って無いし今から全部集めようとしても無理だろうなと結局ついスルーしちゃいましたが、数年後に後悔するパターンな気がしないでも無い。偉そうな事を言っておきながら、結局自分で同じ過ちを繰り返してんじゃん!っていうね。

 


ここから更に30分程南下して

萬屋 弘前城東店へ


ここも昔からガチャ系の小物が充実してて、色々と買った記憶がある。というか萬屋系列は全体的にどこも小さい物を集めるのに重宝する。

キュアグレース発見。

ガチャガチャの「プリキュアあそーと」の当たり枠ですので、とても貴重。
これはラッキーと思いながら家路についてから開けてみると、ありゃ?台座がついてない。

本当はこういう台座がついてます。

自立不可なので、そこはちょっと困りましたが、ここはおゆまるさんの出番です。おゆまるは100円ショップとかでも売ってる、熱湯をかけるとねんど状になるけど、常温で固まるという代物。

サクッと自作の台座が完成で問題は解決です。いかにも素人作ですが、これで自立出来るので良いでしょう。

 


そこから目と鼻の先にある

ブックオフ 弘前城東店へ

 

今回の旅で、アメコミ関係は全然確保できて無いな~って思ってたのですが

ここに来てようやく「ディシースド」を確保。
正直、さほど安くなかったのですが、上記の理由もあって、1冊くらいアメコミも確保しておかないと、という理由から購入。どんどん買っていかないと、未購入が溜まる一方ですし。いや買っても積ん読が増えるだけですが。

 


そこから更に15分くらい

ブックオフ 102号弘前高田店

ここは昔からDVDとかの映像ソフトが充実してる印象が強いかな?

流れが変わったのか、こっちでも未所持のアメコミ発見

リバース期のバットマン
こっちは1000円なので普通に安かった。


青森県最後の目的地へ

萬屋 弘前大清水店

ここも萬屋らしくガチャの小物が昔から充実してて、プリキュアとか戦隊とかガンダムの古い奴を過去に結構ここで集めた記憶が。
そんなのもあって、実は一番楽しみにしてたお店なのですが、ゴチャゴチャが度を越してカオス状態。目的のものを探すのが難しい感じになっちゃってて、そこはちょいと残念でした。

脚立を使わないと取れないくらいに天井近くまでビッシリなのは凄いんですけどね。昔のもう少しきちんと整理されてた時期に漁れたのは運が良かった。

ネクスト時代のガンセイヴァーZ
フォルテのBD2
マギレコのさなちゃん

ネクスト時代とは思えぬカッコよさ。

しかも・・・

ガンセイヴァーZは組み換え変形可能。

私はGアームズは初期の頃しか知らず、そんなに思い入れがあるわけでもないのですが、当時の「元祖SD」とかでも、ヘッドパーツを余らせずに変形というアイデアが凄く好きでした。当時からZ系はSDでも組み換えで変形できる奴は多かった気がするんですけど、頭が余りパーツになる(頭の大きいSDなら尚更)のが微妙でした。そこをちゃんと残したまま変形が可能って所が子供心に響きましたね。そうそう、変形って言うなら大きい余剰パーツありきはそれ変形じゃ無いだろうって。

 

ブルーディスティニー2号機

フォルテ時代のBD2はBD3とハーフアソートだったので、3号機が出た時点で妥協しました。これ絶対出なくて沼にハマるやつだろうと。

BD1はメインカメラのバイザーが通常のグリーンとEXAMの赤が両方ついてたので選択出来たんですが、2号機3号機は、3号機が赤、2号機が緑と固定されてたんですね。悪役っぽい赤目は嫌だから、出たら交換しようと思って数年。

ようやくその思いが達成できました。

 

というか実は他のガンダム関係が200円だったので、そのつもりで買ったら、レジで、あれ?値段間違って無い?と思ってみたらこれだけ400円だった。ちょっと想定外。最初から400円と知ってたら買わなかったかも。まあ今更だしいいや。

 

そして前日の鶴乃さんに続いてさなちゃんも確保。こっちはあとはフェリシアを見つけたらコンプリート。

 


と、そんなこんなで青森県の旅はここまでです。早い時間のうちに家路につけるかなと思いましたが、これだけ回ると結構な時間。

 

初来店のおもしろ市場でしたが、調べるとここから南下した秋田の上の方にもあるっぽいので、せっかくだから帰り道がてら寄って見る事に。


ということで、ここからまた1時間くらい車を走らせ

おもしろ市場 鷹巣店へ。
ショッピングモール内の1区画でした。やはりここも古い物が沢山ある感じ。

 

わんぱっくコミックス ヴォルガードII

を確保。そうそう、こういうものはブックオフとかだと今はめっきり見かけなくなっちゃいましたね。昔は結構あってこの手のシリーズも色々と確保したんですけど。

いわゆるファミコンまんがという奴です。これはプレミアとかついてるんだろうかと少し気になって調べたら、なんとデジタル版で結構復刻してたのか。知らなかった・・・。

私は物欲の人なので、電子書籍は手をつけてませんが、家のスペースを考えれば流石にもうキツイ。狭い家ですが、自分で買った一軒家なので、かろうじてあと押し入れ一つ分くらいの開きはあるんだけど、コレクターとしての限界は感じてきているとこなので、電子書籍はいつか考えないとなぁ。今の家に引っ越しした時に、大量の漫画とかは一度処分しちゃった時があったんですね。雑誌とかも含めて、ダンボール20箱分くらい処分しちゃったっけかなぁ?勿論、全部では無く一部は残したんですけど。

 

大したお金にもならずに、後からあれ残しておけば良かったとか思う事もあったので、そんな経験からついついその後に色々なものを買っては、とりあえず押し入れの中に押し込んでおけば良いだろう的な方向に走っちゃって、物が溜まる一方です。ゲーム関係はきっぱりやめちゃったし、ガンダムも昔ほどの情熱もなく、どっか惰性で続けてる感はある。アメコミは昔からですが、プリキュアはここ10年くらいなので、止めたら止めたでまた別の何かに行きそうですが。

 

そんな事を考えつつ、岩手・青森の旅時から家に・・・の前に、秋田を通って帰るんだから、せっかくだし2件だけある秋田県のお宝ショップも軽くよっていくか、という事に。

 

今回の旅のルート的には東北を右側の岩手から上の青森に抜けて、ぐるっと半時計回りに1周してきた感じです。

大体いつも青森に行く時は今回の逆の時計回りか、今回のような反時計回りかみたいなルートで行く感じ。

 

本州の最北端、青森県のあの斧の形をしている大間までは行った事は無いのですが、そこの一つ手前の街のむつ市にもブックマーケットがあって、そこは一度だけ行った事があります。確かそこでプリキュアくじのキュアフローラのフィギュアを見つけたんじゃなかったっけかなぁ?そんな思い出もあるんですが、三沢市とか青森市とかから行くには流石に遠くて、今回もスルーしてます。

確かこれがそこで見つけたものだったはず。

まだお店あるのかな?と調べた所、2019年に閉店したっぽいですね。


そこに行く道中に、六ヶ所村というのがあって、そこは原発から出た放射性廃棄物の保管場所だったりします。私は「ミツバチの羽音と地球の回転」というドキュメンタリーの自主上映企画にスタッフとして参加した事があって、その時に原発の事は色々と勉強しました。

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ああ、こうやって日本の本州の最果てみたいな所に、核のゴミを集積してるのか、と色々と当時は思った記憶がありますね。この辺のドキュメンタリーを見るとわかりますが放射性物質が無害化するまで10万年かかると言われてます。

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六ヶ所村も確かもう置き場所が無くなるくらいなんでしたっけ?

それと比べたら私のオタク収集癖なんてとるに足らない些細な問題ですよ!


という冗談はさておき、まあこうやって旅をする中で、色々なものが見えてきたりして、そういうのもまた面白かったりする。

 

日本列島、特に本州って山の隆起とかで出来た場所なので、本州って大きく見て中心に山岳地帯があって、その麓の左右に人が住む場所があったりするんですよね。東北とか北関東とか私の行動範囲で感じたのは、そうやって真ん中に山があるから西と東で真っすぐに行き来するのが大変なのか、とかも自分で旅をしてて初めて実感した部分だったりします。

欲を言えばいつか日本一周とかしてみたいですねぇ。そんなお金も時間も無いので、果たせない夢でしょうけれど。

 


帰りがけに以前の秋田編でも行ってる

 

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万SAI堂 秋田店へ



お!

スースクの割と新しい奴が1000円。これは安い。ラッキー!

 

そして最後に

万SAI堂 大曲店

ここでこの旅の最後のオチが待っているとは。

 

 

 

ヒープリBD2巻
MH総集編

を確保。あるじゃん、大物がこんな近くに。


しかもね、青森の1日目の最後にゲットしたBD1巻もほぼ同じ値段で置いてありました。最初から秋田旅にしとけばそれで十分だったんじゃね?感が凄い。

 

流石にもうお財布の中が厳しかったんで、一度コンビニに戻ってお金をおろしてわざわざ買いに戻りました。いやクレジットカードで払うかとも思ったんですけど、なるべくならカードはあまり使いたくないので。

実はもう一つレア物で欲しいのあったけど、そっちもレア物な割にはお得な価格でありつつ、1000円とか2000円の世界じゃ無かったので我慢してしまった。半年後とか、次に行った時は残ってるかな?う~ん、流石に無いだろうな。出会った時が買い時とか散々言ってるくせに、流石にここまで来ると予算オーバーでした。

 

大切なものは、きっと近くにあるものだよ

 

とかいかにもそれっぽい言葉で今回は幕にしておきます。
散々探しまわってたものを地元で見つけたとかたまにあったりしますしね。

 

という事で、岩手・青森の三日間の旅レポでした。
楽しんでくれたらこれ幸い。

 

次は再度の福島かな?
長期休暇のお盆休みはどうしましょうか?という感じです。ルートとかの計画立てて効率よく行こうか・・・とか考えつつ、またどうせ行き当たりばったりなんだろうなって気がしてます。

 

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ローマの休日

ローマの休日 日本語字幕版 オードリー・ヘプバーン グレゴリー・ペック FRT-096 [DVD]

原題:Roman Holiday
監督・制作:ウィリアム・ワイラー
アメリカ映画 1953年
☆☆☆☆★

 

ローマの休日、初めて見た。誰でも知ってる有名な作品だし、いつかチェックしておかないとなぁとかは思いつつも、恋愛映画とか興味無いし、そのうちそのうちとずっと先延ばしにしてた作品の一つ。
ああ、因みに私は映画オタクとか言ってるくせに「タイタニック」とかも見た事ありません。好きなホラーとかSFは古い奴でも有名所は一通りチェックしたりしてますので、別に古い映画は嫌だとか、モノクロは見ないとかそんなんは全然無いんですけど。

 

勿論、今回は先日TVでやってた新録吹き替え版。早見沙織オードリー・ヘップバーンの吹き替えをやるというので、それはちょっと見たくなります。グレゴリー・ペック(「オーメン」の人だよな?)は浪川大輔。他にもW関さんとか出てて、オタク的にはとてもありがたいキャスティング。

 

私も昔は、基本言語音声の字幕版で見て、2回目とかなら吹き替えもありだなとか思ってた方ですが、最近は普通に吹き替え版の方を選ぶようになってしまった。字幕しかない奴だと、あらちょっと残念とか思ってしまうくらいに。

 


勿論、その存在は知ってましたがヘップバーン自体ももしかして初めて見るかも?ナタリー・ポートマンアン・ハサウェイキーラ・ナイトレイとかあの辺と顔立ちは似てる印象。今見てもとても可愛らしい感じですね。

 

真実の口のシーンとか、王女様が身分を隠して、みたいな所くらいは知ってましたが(ガンダムUCもこれのパロディーでしたし)普通に映画としてもちゃんとこんなに出来が良い映画だったのか。私はちょっと泣いてしまった。

 

今見ると、倫理的な面でちょっと突っ込みたくなる所はありますが、映画として非常に上手いなって部分が多くて、とても面白かった。

 

例えば真実の口、あの1シーンだけが有名な印象もありますけど、アン王女もそうですし、ブラッドレーの方も新聞記者という身分を偽って接しているので、お互いに嘘をついているんですよね。見ている人はそれを知っているので、そこに微妙な心理描写を読みとることが出来る。その「身分を偽っている」というのは映画全体、ラストにも関わってくる部分なので、単純にローマの観光名所の一つだから真実の口が出てくるんじゃ無く、ちゃんと映画のロジックの上であの場面がある。え~、物凄くちゃんと出来てる映画じゃん。

 

アン王女が髪を切るとかも、単純に髪の長いオードリーと短いオードリーのどちらも見れてお得よねっていうアイドル映画的な側面もあれば、勿論、映画的には「禊」みたいな意味合いにもとれる。それは、単純にその場面での王女ではなく、一人の女性としてその週間だけでも生まれ変わった的な部分から、映画全体として、王女としてもこれまでとはまたちょっと違う自分になれたという変化でもあったりするわけで、やっぱりこういうとこもちゃんとロジカルに作ってあるんだなぁと感心しました。

 

思った以上にコメディチックだなという部分もあれば(バイクのりまわすとことかね)やっぱり運命の出会い的なロマンスも、こういうの心のどこかであこがれちゃうなぁっていうのもあるし、正体を隠すことでのサスペンス要素、最初はただの特ダネを狙う為のものだったけど、いやそこじゃないなって、人と人との信頼・信用であったり、変化や成長のドラマでもあったりした。

 

甘い恋愛なんて別に映画で見たいと思わないし(自分じゃ無く他人の話だしねぇ)そもそもセレブになんか1ミリも感情移入出来ないんじゃないんの?とか思ってたけど、いつのまにか引き込まれて最後は涙ですよ。

 

いわゆるクラシック的な教養として見ておこうか的な感覚で居たので、そんなに面白くは無かったけど、見ましたっていう既成事実は作れたな、程度の感想になるかと思ってたんですが、普通に面白かった。というかお手本にするべき名作じゃないかってメチャメチャ楽しめました。

 

 

次回予告で「ショーシャンクの空に」やってましたけど、私も1度は見たことがあって、別に悪くは無かった気はするんですけど、私は中途半端な映画ファン定番の「ショーシャンク押し」にうんざりして、「レオン」とか「ベティ・ブルー」辺りと共に、「タイトル聞くだけでうんざりする映画」の一つになっちゃった。
ただ私も映画ファン駆け出しの頃にその辺の作品は見たのもあって、通ぶりたいだけでその辺のタイトル出してんなよ!というちょっと歪んだ感情もあっての事でしたし、映画なんてそもそも年齢や環境、見る時々によって捉え方が変わるのが当たり前のものです。今見たらもう少しフラットな視点で見れるような気はします。一度見た作品でも、2度目3度目とどんどん視点なんて見る度に変わるから映画って面白いんですよね。

 

倍速で見て、話を最後まで知ったからその映画を見たとか思っちゃうような人にはわからないでしょうけど、ただ「知る」事と「観る」事は同列に語れるものじゃないよな、と改めて今回初めて「ローマの休日」を見て感じました。

 

私がもしこの作品を語るなら、結構ロジカルな作りをしてあるからそこに注目すると面白いかも?っていう説明をするかも。

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ソー&ロキ:ダブル・トラブル

ソー&ロキ:ダブル・トラブル

THOR & LOKI: DOUBLE TROUBLE
著:マリコ・タマキ(作)
 グリヒル(画)
訳:吉川悠
刊:MARVEL 小学館集英社プロダクション ShoProBooks
アメコミ 2022年
収録:THOR & LOKI: DOUBLE TROUBLE #1-4(2021)
☆☆☆★


[人気アーティスト]グリヒル×[アイズナー賞作家]マリコ・タマキ
ケンカするほど仲がいい(?)
凸凹兄弟、ソーとロキが大暴れ!

 

神々の国アスガルドは今日も大混乱!
異世界に飛ばされた二人は、
故郷に帰ることができるのか!?
雷神ソーと悪戯の神ロキは、今日もいつものように兄弟ゲンカ。二人は街を破壊したあげく、不思議な力によって異世界に飛ばされてしまう……。そこで彼らが出会った人物とは!?日本在住の人気アーティストグリヒルとアイズナー賞を受賞した売れっ子作家マリコ・タマキによるポップ&キュートなコミックが待望の邦訳!

 


「スパーターマン&ヴェノム」に続くダブルトラブルシリーズ第2弾。
前回のはヴィレッジブックスの方から出ましたが、小プロとマーベルの独占契約により、今回は小プロの方から出ました。
グリヒルマリコ・タマキという作家の布陣は前回から引き続き継続。正直、前作は私がヴェノムあんまり好きじゃないのもあってか、グリヒルのアートを見る為の作品、以上の価値は見出せませんでしたが、今回は割と面白かった。

 

既存のマーベルユニバースとは関連性の無い、この作品単発で完結してる作品ですが、まあ映画なんかも含めた、パブリックイメージとしてのソーとロキのまさしく凸凹兄弟っぷりが純粋に楽しめて、この二人の関係性が好きって人には十分に面白いと思える作品になってるんじゃないかと。

 

表紙にもある通り、レディ・ソーとレディ・ロキも出てきたりしますが、この辺は元の世界だと色々と複雑な設定ですけど、そういう細かいとこはまず置いといて、キャラを楽しんでねっていう作りです。ムジョルニア何で2本もあるの?とか気にしない。別アースに来ちゃったんですよ、っていうだけで十分です。

 

ロキの、兄上へのかまってちゃんぶりとか、散々お前には騙されてきたから、もう相手にしない!とか言いながら、結局相手してるソーとか、とても可愛い。

 

ソーもロキも、昔のコミック基準で行けば、こんなキャラじゃ無かったはずなんだけどな、とか古参のファンとしては思ったりもしますが、MCU辺りでついたパブリックイメージみたいなのをこうやってコミックに落とし込むというのもね、それもまたアメコミ的な歴史の流れかなとは思いますしね。

 

映画からソー&ロキが好きになったっていう人なら、小難しい原作を読んでも、わけわからんし映画と全然違うなこれ、ってなる可能性が非常に高いですし、だったら最初にお勧めするならこれって素直に言える感じ。

 

過去にも何度か書いてるはずですが、グリヒルさんは日本人2人のコンビですので、日本人好みの絵柄ですしね。アニメちっくな絵柄ですので、最初は「パワーパック」とか子供向けをまかされてましたが、今回みたいな初心者向けの作品とかもあれば、重要なテーマやキャラクターもまかされるような作家になって、その活躍ぶりは目覚ましく、誇るべき日本のアメコミアーティストになられていて、本当に素晴らしいなと思います。

 

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お宝ショップ&ブクオフ巡り その7 青森編

 

curez.hatenablog.comという事で、そのまま岩手県から更に北へ。東北というか本州の最北端の青森県へ。

 

青森県はね、お宝系ショップがいっぱいあるのです。私は山形県住まいなので、隣接県ではなく二つ離れてて、大分遠いのですが、青森は探索しがいがあってとても面白い県です。

これまでも何回か来ていて、来る度に、遠いな~って思っちゃうんですけど、長期の休みがあればまた時間をおいて行きたいなって思う県ですね。隣接県なら、その気になれば日帰りの旅でも行ける感じですが、隣の隣とかになると、流石に遠い。

 

青森県最初のお店は・・・の前に、基本的にどこのお店も10時開店というのが結構ネック。早朝の混まない内に大きな移動は済ませてしまうので、それこそ道の駅とか大きな駐車場のある公園とかで時間を潰す事になります。

 

なので私は必ずその時用に読む本とかを2~3冊は持ってくのですが(というか車の中に読んで無い本とかは常に1~2冊入れてるんですけど)今回はここの記事に書いたように・・・

curez.hatenablog.comたまたま数年前に同じ場所&シチュエーションで読んだ本の続きの話だったという面白い事が起きました。

「オリジナル・シン」が出たのが2018年の4月でしたので、5年前にも同じくGW中に私は青森の八戸に居たっぽいです。今回、待ち時間に読んでた「ソー:ゴッデスオブサンダー」は丁度その続きの話でした。面白い偶然もあるもんだなと。

 

それはともかく、青森県の八戸、景観が凄く発展した街並みです。県庁所在地の青森市に次ぐ感じなのかな?旅をしてると、地形とか土地勘というんでしょうか?都市部とそうでないとこの点在具合が面白いなぁと感じます。発展の歴史とか地理みたいなものが見えてくると言うか。いや自分でも何言ってるのかよくわかりませんが。

 

10時になり青森県1件目

BOOKOFF 八戸湊高台店


・・・ええと、ここでは何を買ったかな?これといった目ぼしいものは無かったものの、100円コーナーとかで何か買った気がする。

多分これかも?

大物や昔から探してたようなものならともかく、安いしとりあえず確保しとくか的な小物はどこで何買ったかわかんなくなります。


そこから近くの

BOOKOFF PLUS シンフォニープラザ八戸沼館店へ。

今回は何も買いませんでしたが、確か昔ここで当時あちこち探してたゴーカイジャー公式読本を見つけて嬉しかった記憶がありますわ。

curez.hatenablog.comああ、この記事読むと、せどりの事が書いてありますね。今回、せどらーとは遭遇しなかったかな?カゴいっぱい買ってる人は何人か居ましたが、アプリで本20%オフセールとかやってたので、単純にお得だから沢山買ってたものと思いたい。昔はいっぱい居たんですよ、バーコードみたいなので値段チェックしてる輩が。

ブックオフそのものの功罪も後ほどちょっと触れますが、せどりとか転売ヤーとかのおかげで、こういう宝探しの旅の面白さも激減しちゃったので、私は大嫌いです。

 

こっからすぐ近く。通り道でたまたま見かけました

ホビーオフ(ハードオフ)八戸店
ここは今回初めて来たとこでした。品揃えはそれなりくらいかな?私が欲しいような目ぼしい品はありませんでしたが、新しいお店&初めて入るお店はドキドキしますね。そこは楽しい。今回は何も買わず。

ここから

萬屋 八戸城下店へ。あ、二日目は快晴です。

 

結構ゴチャゴチャした店内の印象ですが、品揃えは良い方だと思われます。あちこち見たり探したりしてるだけでも楽しい。

安くは無いですが、MSアンサンブルのネモを2体確保。
500円なので普通にガチャと同じ値段ですが、確かネモは1体しか持ってなかったので。量産機はいくつあっても大丈夫。

そして、ズバリ正解!ガチャストラップの炎神戦隊ゴーオンジャーからゴーオンブルーを発見。

このシリーズですね。

ガチャの「ゴーオンジャーストラップGP」
他は揃ってたので、ゴーオンはこれでコンプリート。

戦隊はおもちゃに手を出すとキリが無いので、ちっちゃいこういうのだけで済ませる事にしてます。戦隊はね、全員居る事に価値があるので、それだけで十分。
・・・と、自分に言い聞かせてる。ああでも今だと「勇動」買ってるか。全員安く揃えられるし。

家に帰ってから戦隊系をゴチャゴチャ入れてる箱を漁ってたら

こんなのを発見。ああ~これは確か数年前に福島だかで纏めて5人分あったので確保した奴だった気がする。上の奴よりサイズが大きいので、ガチャでなく食玩のマスコットかも?

エンジンオーも居ますが、ゴーオンウイングスが居ないですね。同じフォーマットの奴あるのかな?やっぱり追加戦士も揃ってる方が嬉しいという事で、ここで妥協せずにガチャの方を集めようってなった気がする。ブルーだけ抜けてて、いつか出会えればなぁという気持ちでいたのですが、数年かけて遂にメンバー全員集合!これにて一見コンプリート!(それ違う戦隊)と言う感じで、こういうのもまたコレクションの楽しみです。ゴーオンジャーはこれで終わりにしておきます。

 

さて次の目的地は

萬屋 三沢店(スカイプラザミサワ2F)

 

ここも凄く面白いお店で、三沢基地の近くと言うのもあってか、自衛隊のミリタリーグッズとか輸入雑貨のお店が同じ建物内にあります。私はミリタリーに興味が無いので、その面白さや有難味はそこまで享受できませんが、ここに初めてきた時は凄く面白いとこだなと印象に残るお店でした。
外国人も多いのか、DVDコーナーとかにやたら輸入版が紛れ込んでたりする。

 

決して広い店舗では無いのですが、作品ごとのコーナー分けがきちんとしてたり、
昔からガチャの小物が充実してて、私も昔から色々とここでレアなものを見つけた記憶があります。

 

ここは「MSアンサンブル」が充実してて、最初にヘイズル出てた初期の3弾くらいだったかなぁ?他のお店ではコンバージの方しかショーケースに入れて無かったのに、ここのお店は当時からちゃんとそのポテンシャルに注目してたっぽくて嬉しかったなぁ。
ただその分、値付けも高かったですし、私は0弾の時から普通にガチャ回して集めてたので、お店の高い値段で買った記憶は無いけど、アンサンブルの良さをわかってるなんてやるじゃないか!って思ったお店でした。今回も見た感じアンサブルが結構あって品揃えも悪くなく、いくつか2体目で欲しい物もあったのですが(グフとかゼクアインとか)、どれも最低一つは持ってるし、800円は高いから止めとこうと踏みとどまる。再販とか.5弾とかいずれ来る可能性もありますしね。

というより、他の物を買っちゃったのでガンダムは止めといたって部分もありますが。

 

初めて見たこちら。

お菓子も入ってるけどこれ食玩なの?


箱も美品じゃないし、出来も決して良さそうでも無かったですが、一つ500円でちゃんと3人全員居るならせっかくの機会だしと連れて帰ってきてしまいました。

ドールに布コスチュームって珍しい。今だともっと頭身も高くて大きい玩具の奴が出てるのですが、当時はこんなのあったのね。


今はちゃんとした(?)玩具でこういうのが売ってます。

私はこれ別に集めて無いのですが、キュアスターはたまたま地元で安く売ってたのを
見かけてつい確保しちゃった奴です。私の押しキャラですし。

今回みつけた食玩の奴は、この「プリキュアスタイル」の半分くらいのザイズ。


考えてみればプリキュアスタイルっていつから出たんだろう?見かけたのは「ドキドキ」辺りからだったような?と思って調べてみたら、ちゃんと初代の頃からあるシリーズみたいでした。なるほど、今回改めて知りましたが、これってようは「リカちゃん人形」のプリキュア版みたいな位置付けの商品なのか。

昔からたまに見かけつつ、私はこういう大きい奴はアクションフィギュアの「フィギュアーツ」一択で集めて来ましたが、プリキュアーツはエトワールで打ち止め(何度も書いてるけどアンジュまで出してよ!)、こういうドールは今でも出てるのになぁと残念がってましたが、まあ大人のプリキュアファン向けのアーツと、そもそもリカちゃん人形的なこちらとではコンセプトもターゲット層も全くの別物。子供向けのこういう奴が普通に出てるのは、そりゃあプリキュアってそういう層向けのものだから、としか言いようが無いですわ。ぐうの音も出ない。

 

スタプリついでにDX版のスターカラーペンも沢山あったので、持ってない奴確保してしまいました。

DX版でも、ラインストーンがついてて、メッキ部分があるだけの見た目の違いで、ガチャ版や食玩版と音声の方は変わんないみたいなので、そっちで別に良いやと思ってたのですが、まあどうせなら綺麗な方が良いかなと。


個人的な確認用でどこまで揃ったかチェック。

後は山羊座が無いのと、うお座がDX版じゃないので残りはその2つか。へびつかい座は無いんだよね?これ。

変身カラーペンはスター用とコスモ用のみでしたので、こっちもいずれ確保しとこう。
何かの時にも書いた気がするけど、私はこの手の玩具は世界観を感じられるのが好きなので、劇中未使用の奴とかは興味無し。出たもの全種類コンプとかは目指してません。


あとはミニブック目的でこれと。

マギレコのスイングから鶴乃。
マギレコのはかつてガチャで1回だけ回して、いろはが出てそれっきり買って無かった。ファーストシーズンの時で、その時はさほどマギレコに思い入れもなかったですし。

プリキュアのなりきりガチャは

「キュアライン」ですね。玩具も持ってて、しばらく遊んでたりしましたが、プリキュアからラインが入ってきて楽しいんですよ、あれ。液晶モノクロですが。

それのミニチュア版ですが(当然機能はなく外見だけの代物)、それが目的じゃ無くミニブックが欲しかっただけ・・・ってあれ?

いや既に持ってたし!まあ100円ですし、予備ができたと思っておきましょうか。この辺はチェックが甘いです。コレクターとは言え、結構管理が杜撰。

 

こんな感じで、レアな物も確保できたので満足度の高い来店でした。
ああ、あと私集めて無いけど、NEOGEOロムのなかなか面白いタイトルがショーケースに入ってました。転売ヤーとかに狙われると嫌なので、タイトルは秘密。

レトロゲーもねぇ、SFCが底値の時は結構集めてたのですが(個人経営の店がまだ沢山あった時期で、箱説つきをワゴンセールで放出しまくってたような時代)結局ゲームはやらなくなっちゃったので、今回の旅でもゲームコーナーはショーケース覗いて楽しむくらいにしか時間使ってません。
一応、中古のレトロフリークは2年前くらいに確保したのですが、いまだ未開封のまま。ギアコンバーターが売ってればそれだけは欲しいんですけど、さっぱり見かけませんね。ゲームギアのソフトも少し持ってるのと、その中で「シャイニングフォース外伝3」くらいは吸い出しして残しておきたい気持ちが。

 

そこから少々離れて、

ゲーム倉庫 十和田店

 

今回は何も買わずに出てきてしまいましたが、ここもちょっと思い出があって、昔プリキュアのスイングとかマスコット集めをやってた時に、

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スプラッシュスター」がどこにも無かった中で、ここで何種類かまとめて見つけた記憶が。売上的に低かったシリーズなので、弾数が少ないのかなぁ?見つけるの難しいかなと思ってた中で、待望のって感じでここで見つけられて嬉しかったなぁ。(その後たまには他の店でも見かけてますが)

店内も決して広い方では無く、やや古めのものも多いかな?っていう印象ですが、それでもそうやって思いがけない出会いがあるのがお宝探しの旅の醍醐味です。

 


そしてここから・・・青森市内へ。


山岳道を1時間半くらい走るので結構遠い。
山の上とかまだ雪残ってましたし、建物も無い山の中の知らない所を、他の車も少ない中で走ってると、結構不安になります。

・・・が!そこがいい。半分は本当に不安になってくるのですが、逆にそのドキドキを私は面白がってたりする。初めての頃は知らない土地ってだけでもドキドキ物でしたが、流石に10年以上も色々な所に行くようになると慣れちゃうもので、多少の不安があった方が面白味も出るようになってしまった。

 

萬屋 青森東店へ

ここは昔から、やや品揃えが弱い印象もあったのですが、今回の旅で唯一「アクアシューターズ」をまともに扱ってる店でした。アクアシューターズ、出来がなかなか良くて結構お気に入り。初期の頃は、1弾につき女の子1人出れば良いかな程度の買い方をしてたのですが、ここ最近はついコンプまで回してしまう。

一人800円くらいで結構初期の方の子も居たのですが、流石にフルコンプとか目指してるわけじゃないし、と冷静になり、結局買わずに店を出ました。

 

すぐ近くの

BOOKOFF 青森東バイパス店

ここはなかなか入りにくい&出にくい店で、時間も押してたのでどうしようかとも思ったのですが、近いし通り道なのでせっかくだからと足を運ぶ。
が、結局何も買わず。


そして

萬屋 浜館店へ。
ここも青森市内で一つ前の青森東店から15分くらいなので、ハシゴが基本。

 

この店もねぇ、なかなかカオスなんですが、確かここで昔に戦隊のガチャ系とか結構揃えた気がする。

今回の旅の中で最大の大物発見。

ヒープリBD1を確保。
劇場版は普通に新品買ってたりしますが、TVシリーズの方は流石に高くって、基本はこうやって旅の中で安いのみつけたら、という感じになってます。

とはいえ「トロプリ」の最終4巻は珍しくオーディオコメンタリーとか入るっぽいので、つい予約してしまいましたが。
全巻購入特典のトロプリDJCDにも物凄く迷いましたが、流石に全部買って10万とかは懐事情がツライので泣く泣くスルー。後からそれだけ中古で、とかも流石に出回る事は無いだろうな~。

誰か普通にBDも全巻新品で買うよってお金持ちのプリキュアファンが居ましたら、友達になって下さい。そして私にDJCD貸してほしい。う~んまあそこは仕方ない。宝くじでも当たれば話はまた別だけど、そもそも宝くじも買わないしな。

 

ここまでの旅で小物ばっか買ってましたが、こうして大物も確保出来たので満足。

 

時間的にギリギリ間に合いそうだったので、同じく青森市内の

BOOKOFF 青森石江店へ。


外装工事中でしたが、お店の中は普通に営業してました。

キリコ5巻(最終巻)
KOF6巻(最終巻)

前半の巻は100円コーナーに入るけど、そこで最終巻とかまで入る事は稀なので、読もうかなと思ってた奴はこうやって最終巻だけ先に確保しておいて、後から前を揃える。

NS3サントラを確保。

あと、みらいちゃんのラバーストラップ。ラバストは全然集めて無いんですよ。

でもガチャコーナーあさってて、みらいちゃん一人だけぽつんと居たので、なんか私が保護してあげなければ!とか思ってつい。プリキュアが沢山あったとかじゃなく、ほんとにみらいちゃんが一人だけだったので、連れて帰ってきてしまった。リコとかモフルンとかはーちゃんも居るなら、それは寂しくなさそうだし、それで良いんですけど、一人なのは流石に可哀相になってしまって。

いや、全員揃ってたら、それはそれで1回でコンプ出来るからと買っちゃいそうですが。まあきっとこれも何かの縁です。

 

お店を出てもう22時。
う~ん、これはどうしようか?


大物も一つ確保できたし、もう帰る?とか少し悩みましたが、市内を離れてもう3件ほどお宝系ショップが残ってます。

 

ここからまた1時間くらいはかかるので、もし23時か24時までやってたとしても、ギリギリ1件行けるくらいかぁ?う~ん、う~ん、どうしよう?家に帰るだけでもこっからだと5~6時間以上はかかるしなぁ?

 

最後の最後に大物に出会えたし、もしかしたら残りの店にもまた大物あるかもしれないよ?残り1件とかならともかく、大きいとこまだ3件も残ってるんだぜ?

 

という気分になり、体力的にも全然大丈夫でしたので、いいやもう普通に3日目に突入しちゃえ!けって~い!

 

はい。再びまたこの先の道の駅に進路をとり、二日目の車中泊
自由気ままに生きるって楽しい。


予定外の青森編後半へ続く。

戦争は女の顔をしていない 3

戦争は女の顔をしていない 3 (単行本コミックス)

著:小梅けいと
原作:スヴェトラーナ・アレクシエーヴィチ
監修:速水螺旋人
刊:KADOKAWA
2022年(連載2019-) 既刊3巻(続刊)
☆☆☆☆

 

第50回日本漫画家協会賞受賞

 

ちょっと前ですが3巻が出ました。
連載開始時は誰も予想していなかった、まさかのロシアの武力侵攻。今の世の中で武力による侵略戦争行為とかやった所で、そりゃあ世界中から非難を浴びるだろうとは思ってましたし、各国の経済制裁とかは実際にあるものの、2か月くらい経って、それでも未だ継戦中とか、世の中ってそういうものなのかと色々と考えざるを得ません。

 

シミュレーションではわからない世の中というのもあれば、やっぱり国と国の対立の理由とか大局的なものだけでは測れない、実際に戦火に巻き込まれている民間人の声とかもあるわけで、う~ん色々と複雑。

 

決して歴史の教科書や記録には残らない、実際の人々の声を集めたのがこのオーラル・ヒストリーなわけですが、「戦争は女の顔をしていない」という作品は過去の歴史を扱ったものです。でも、ここで語られたのと同じような現実が、今リアルタイムでも起きているという現実。

 

イエローモンキーの「JAM」って曲じゃないですが、僕は何を思えばいいのだろう?何と言えばいいんだろう?と、私はこうやって遠く離れた国で、GW楽しかったなぁとか言いながら平和を享受しているこの世の中の不可思議さ。う~ん・・・。

 

今回収録されてる中で、16話が印象に残りました。
戦後、子供達が戦車や軍用機、自動小銃のおもちゃで遊んでいるのを見て、それが許せなかった。彼女は戦時中、多くの子供達が戦車に押しつぶされる姿を目の前で見ていた。

そう、私がガルパンの感想とかで度々言ってるのがこれ。ミリタリーは昔から少し抵抗があって、それは人を殺す兵器とかを、カッコいいとか言う事に違和感や罪悪感、嫌悪感みたいなのがどうしても頭の片隅によぎる。ここはミリタリーファンの人はどう感情を処理してるんだろうと昔から気になる。

 

ただ、こうやって一つの例を挙げて、ほらやっぱりこうでしょう?昔から自分もそう思ってたんだよね、とか言っちゃうのもさ、それはそれでね、そんなのはあくまで個人の見解であって、それが正しいとか押しつけるのもちょっと違うよな、というのも同時にある。

 

ただこうやって、色々な人の声を拾う事にオーラルヒストリーの意義や価値があって、公式的な記録には残らない何かがここにあるって思えるのは本当に素晴らしい。

 

前に柴田昌平監督「陶王子」の記事にも書きましたけど、私は昔、同監督の「ひめゆり」というドキュメンタリーの上映会にスタッフ側として参加した経験があります。「ひめゆり」という作品もまさしくオーラルヒストリー作品です。

あの作品も「戦争は女の顔をしていない」もほぼ同じものがあります。決して思い出したい記憶じゃ無い。けれど残さなければ、語り継いでいかなければ、という思いで必死になって、辛い思いをしながらも語りだす。

 

ウクライナで戦争に巻き込まれた人々の声は、誰が伝えるんだろう?メディアは何を伝えるべきなのか?色々と考えちゃいますね。

 

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ガールズ&パンツァーRADIO ウサギさんチーム、訓練中! 01

ラジオCD「ガールズ&パンツァーRADIO ウサギさんチーム、訓練中!」Vol.1

GIRLS UND PANZER RADIO USAGI-SAN TEAM IN TRSINING!
発売:タブリエ・コミュニケーションズ 音泉
2015年
☆☆

 

劇場版の時のプロモーションで、インターネットラジオステーション「音泉」での放送版アーカイブ、第1回~第11回までを収録と、CD用の新規録りおろしを収録したラジオCD。

 

放送版はMP3収録なのでアーカイブとして長時間収録なのがありがたい。
音泉でのアニラジはもはや定着してますが、私はいつも聴いてる番組とかは特には無いかな?プリキュアとかやってくれたら聴くけどプリキュアラジオは「5」の時と、10周年に合わせた「ハピチャ」の時に例外的にやってたくらいで、基本的にはターゲット層が違うので、定番化はしてないですね。

 

私はこの手の奴は「ひだまりスケッチ」の「ひだまりラジオ」とか、「さよなら絶望先生」の「絶望放送」とか聴いてたくらい?あとはyoutubeで好きな作品の切り抜きみたいなのをちょこちょこと。

 

ああ、「鉄血のオルフェンズ」の「鉄華団放送局」はラジオCD揃えたので、そっちもMP3データでアーカイブ入ってて、そこは同じく旅のお供とかにして全部聴いてました。他にいくつか単発でたまたま見かけた奴を買ったりもしてるか。運転の邪魔にならないので、ラジオは割と好きです。

 

ガルパンはメインのあんこうチームでなく、うさぎさんチームがラジオ担当。1年生チーム、私は未だ顔と名前が一致してませんが、実は小松未可子も居たとか私はこのラジオで初めて知った。アニメだと最終回に一言セリフあるだけみたいですが。(ラジオの方も毎回の放送で「こそこそ作戦」と称して、隠しで一言だけ登場という扱い)みかこし、売れっ子ですしねぇ。

 

申し訳ないけど、うさぎさんチームの声優は、「HUGプリ」ではぐたん役だった多田このみくらいしか知らない。みかこしを除く他5人の中から週替わりで2人がパーソナリティーという編成でやってたようです。そんなに声に特徴があるわけでもないので、アーカイブ全部聴き終わっても、正直よくわからず。いやファンの人にはスミマセンとしか言いようが無いけど。

 

一人、サバゲー好きが居るくらいで、その人ですらミリタリー知識は皆無という状況の中、プロデューサーがミリタリー知識を伝授するというコーナーがあって、それが物凄くグロテスク。
いやこういうアニメなんですから、そこはそういうものと思うしかないんですけど、ミリタリーのミの字も知らない若い女の子達に、この戦車は○○戦線で活躍した戦車で、こういう能力で、みたいなのを教えてるこの歪さに結構ゾッとしました。
上坂すみれとかはそういうキャラで売ってるんだからとまだ納得もできますが、なんか色々と恐ろしい。

 

まあ、変なのはそのコーナーくらいで、基本的には声優の若い女の子がキャッキャウフフやってるだけなので、女性と縁の無いおっさんにとってはそれだけでも結構幸せな気分になるので、それはそれで嫌いじゃないですが。

アニメを深く掘り下げるとか、そんな内容でも無いので、果たしてこれにどれほどの価値があるのかは微妙な所ですが。

 

主役の西住みほ役、渕上舞を筆頭に、それぞれの回で、かやのんとか井口とかがゲストに出てくれてる回もあるので、その辺りは嬉しい所。一様に、収録現場でもちゃんと話した事ないよね、今回初めてまともに話した的な感じになってるので、その辺の売れっ子との格差は色々と想像してしまいます。

 

まあうさぎさんチームは新人がほとんどなので、ガルパンくらいしかレギュラーやってない人も居るし、色々な現場で合う事の多い売れっ子声優さんとは状況が違うのでしょう。

 

4巻まで確保済みなので、次はいずれ。
アーカイブだと、リアルタイムの情報とかになってたりするので、その当時の状況を知るみたいな感じで聴く分には結構ありがたいです。

 

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